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e97h0017深川栄洋監督『神様のカルテ』。最後までサプライズ演出を期待していたところがあるが、本作はどちらかといえば穏やかな作風で手堅い仕上がりだった。ただし要所で細かい演出的仕掛けが施されていて理屈よりも先に心を掴まれる瞬間がいくつもあった。やっぱりこの方が生み出す作品世界が大好きなんだ。03/17 04:07 e97h0017【深川栄洋監督作品ジャニスカ的ベスト5】
1.『半分の月がのぼる空』(2010年)
2.『洋菓子店コアンドル』(2011年)
3.『ガール』(2012年)
4.『60歳のラブレター』(2009年)
5.『白夜行』(2011年)
http://t.co/RFo1dWfnfY03/17 04:29 e97h0017RT @hosodamamoru: プロデューサー渡邊さんの指摘は面白いのでぜひ一読を。テーマは受け手自身の中にあるってところ。俺もそう思う。 http://t.co/U9Yc5b4EHj03/17 15:09 e97h0017RT @hosodamamoru: 「この映画で何が見えたかを語ろうとすると、その当人自身の境遇や人生観を語ることになったりする」とか。
http://t.co/U9Yc5b4EHj03/17 15:10 e97h0017RT @hosodamamoru: 感想は、自身を映す鏡。03/17 15:10 e97h0017『おおかみこどもの雨と雪』の渡邊隆史Pのコメントにちょっと感動しちゃった。本作を鑑賞した直後はレビューを書く気満々だったのに書けないことに気がついたんだ。その理由がようやくわかった。作り手が身を削って創った作品は受け手にもそれなりの覚悟を要求する。私には感想を書く勇気がなかった。03/18 00:42 e97h0017『東京フレンズ』のDVDを引っぱり出してきて第1話を視聴中。この当時はまだフジテレビの永山耕三監督に心酔していて毎回熱心に観ていたのを思い出す。思えば『リッチマン,プアウーマン』なんていうのは永山イズムを継承したフジテレビの伝統的ラブストーリーで、だからこそシビれたところがある。03/18 01:21 e97h0017出演者はみんな出世したけど、麻央ちゃんが梨園に嫁ぐなんて誰が想像したよ。それ以前にニュースキャスターになったのもびっくりだったし。大塚愛ちゃんは意外に素朴な顔をしてたんだなぁ。たどたどしい標準語もむしろ役にはまっていた。真木よう子ちゃんは当時から美人ですよ。この三人なんと同い年。03/18 01:33
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e97h0017【佐々部清監督作品ジャニスカ的ベスト5】
1.『夕凪の街 桜の国』(2007年)
2.『陽はまた昇る』(2002年)
3.『三本木農業高校、馬術部』(2008年)
4.『チルソクの夏』(2004年)
5.『半落ち』(2004年)03/15 23:28 e97h0017『沈まぬ太陽』ってどうして若松節朗だったんだろうっていまだに思っちゃうんだよなぁ。ジャニスカ的には佐々部清監督が撮っていたら絶対にもっといい作品になっていたと思い続けている。タイミングとかいろいろ裏事情はあるんだろうけどあれほどの作品を選りによってテレビ出身の人が撮るなんて・・・03/16 00:10 e97h0017宮本輝原作『優駿』のリメイクを十年来熱望し続けているんだけど、もし実現するならば佐々部清監督に撮って欲しいと思っている。もちろん動物モノというジャンルではなく、原作どおりに人間ドラマを中心に据えて。「シービスケット」のような真摯に競馬を取材した映画をいつか本邦でも製作して欲しい。03/16 00:23 e97h0017『映画 鈴木先生』に始まり、『メイドインジャパン』、『まほろ駅前番外地』と今年に入って立て続けに刈谷友衣子ちゃんの芝居を目にしている。岩井俊二監督のマイリトル映画祭に出演中。いい刺激を得ているようで16歳にして芝居に意思を感じさせる。刹那の涙を捉えた「マークX」のCMも印象的だ。03/16 04:53 e97h0017瀬川英史作曲『最高の離婚』OSTの中に“Divorce Rhapsody”(「離婚狂想曲」)という曲があるんだけど、この曲がどうも私の心の琴線に触れるらしく、いつも言葉では言い表せない複雑な感情に捕らわれる。実際登場人物たちの行き場のない感情が表出するシーンでよく使用されている。03/16 05:04 e97h0017冨樫森監督『あの空をおぼえてる』。身近な人の死にどう向き合い、どう再生していくか。日本映画のモチーフって半分ぐらいこれだよなというお馴染みのストーリー。これが一貫して子供の視点で描かれていく点は新鮮だった。妹の死から目を逸らそうとしない長男の姿が両親の心を解き放つ結末は清清しい。03/16 13:42 e97h0017石川寛監督『好きだ、』。口に出した瞬間に男女の関係性を大きく変えてしまう力を持ったシンプルな言葉がある。口づけでも約束でもない。言葉の力は偉大だ。最愛の人が言葉を失ってしまう恐怖を知っているユウは、ヨースケが目覚めたとき、すぐにその言葉を告げるのである。読点が始まりを予感させる。03/16 18:15 e97h0017『ペタル ダンス』の予習ということで手に取ったんだけど、観たことのあるやつだった。Yahoo!映画のみたログにもちゃんとカウントされていた。でもこのキャストの映画があったことは覚えていても内容はほとんど覚えていなかったよ。当時はこういう映画の良さを全然理解できなかったんだろうな。03/16 18:25 e97h0017監督・脚本・編集だけではない、撮影監督にプロデューサーとしてもクレジットされているんだから石川寛監督は生粋のクリエイターだね。とにかく寡作だし、内から湧き出る創作意欲がないと始まらない。オファーされて映画を撮るタイプの映画監督ではないのは確か。公式サイトの監督のメッセージが素敵。03/16 18:55 e97h0017秋田県出身の映画監督というと長澤雅彦監督を思い出したんだけど、調べたら石川監督も長澤監督も同じく大館市の出身だった。歳も近いし、キャリアもよく似ているし、つながりがあるかな。03/16 19:08 e97h0017「好きだ、」の瑛太を見ていたら「東京フレンズ」を思い出して大塚愛の「ユメクイ」を無性に聴きたくなってライブのやつを聴き出したらもう20回ぐらいリピートしてる。あの頃の自分を思い出すこのノスタルジー。嫌いじゃない。ドラマもそんな話だった。http://t.co/zq1uQsz9TJ03/16 23:09
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e97h0017『泣くな、はらちゃん』第8回。越前さんは自分の決断が生み出すであろう結果に未だ無自覚だし、百合子さんの告白はもうみんな知っていたことだし、ストーリー的には確認回だった。しかしラストシーンで現実世界と漫画世界が邂逅すると、はらちゃんたちと同様に我々もまたそのギャップの大きさを知る。03/12 01:56 e97h0017越前さんが創造した漫画世界とは、もともと彼女の現実逃避先であって、最初から二つの世界は相容れるものではないということを確認しておきたい。03/12 01:58 e97h0017RT @Nagasawa_Masami: 恋愛は、告白してイエスかノーで終わりじゃなく、小さい努力を積み重ねて、相手に自分を好きにならせるんだ。03/12 21:50 e97h0017新出のツイート。こういうマインドを持っているかどうかで、当然芝居の質は変わってくるよなぁ。彼女はこういう感覚をいつどこで手に入れたんだろう。長澤まさみのインタビューを見聞していると着実に人間力を磨いていて驚くことが多い。そういうこともひっくるめて彼女の芝居を評価していかなければ。03/12 22:01 e97h0017出たよ。いきなり「芝居が下手」。どうしてトーシロがプロのテクニックをどうこう言えるんだよ。どうしても言いたいのなら「これを伝えるべきシーンなのに伝わってこない」という言い方をすべき。03/12 22:24 e97h0017桜庭ななみちゃんのブログで知ったんだけど三菱地所のCMって吉田大八監督が撮ったんだって。たぶん今流れている「三菱地所を見に行こう~♪」のやつじゃなくて、ななみちゃんが8ミリカメラを持って街巡りをする1年以上前に流れてたシリーズだと思う。http://t.co/tL6xrG1Mw3 03/14 02:32 e97h0017前のツイート間違ってました。こちらが吉田大八監督が撮ったCMです。直近のシリーズですね。http://youtu.be/dCa3CyZzqzI http://youtu.be/px-tNClLqU8 03/14 02:45 e97h0017「桐島、部活やめるってよ」の橋本愛ちゃんはもちろんよかったけど、ジャニスカ的には「ツナグ」の方が衝撃的だったなぁ。感情の線の上を綱渡りしているかのような危うさを表現できていたし、それを逸脱してしまった時の彼女の表現力にも驚かされた。そのことは「さよならドビュッシー」でも確認した。03/14 03:50 e97h0017このページの写真3枚がすごく好き。舞台挨拶なんかでも媚びた表情を一切しないんだよ、この子。それでも魅力的。無表情の中に表情があるとでも言えばいいだろうか。この子を見ると今一番ホッとする。BOSSのCMとかほんの数秒だけど見ると嬉しい。http://t.co/vpanvQQwqd 03/14 04:09 e97h0017目標とする女優が志田未来とかシブすぎよ。同世代の女優さんがお手本みたいなことも言ってたっけな。17歳にして地に足が着いてる感がハンパない。キャリアの一番最初に「一流」を知っちゃうと自ずと高みを目指すことになるわけだ。クドカンが苦手なんだが、もう「あまちゃん」は観るしかなくなった。03/14 04:22 e97h0017このCMが好き。表情に起伏はなくても、きっちりと感情が伝わってくる。これが芝居だよ。某大手芸能事務所に所属する一部の若手女優がやっているのは顔芸。http://t.co/6BGgJDApop 03/14 04:36
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e97h0017『泣くな、はらちゃん』第7回。越前さんは禁断の決断をしてしまった。ドラマ的には結末に向けてフラグが立ったと言ったところか。もっとも具体的な着地点は未だ見えてこないのだが、少なくとも現実とおとぎ話を混同するような真似はしないだろう。言うまでもなく百合子さんが重大な役割を担っている。03/06 02:48 e97h0017君塚良一監督『遺体 明日への十日間』。テレビ報道が伝えなかったあの日の遺体安置所の風景を映像化した意義は大きい。いかなる状況にあっても死者の尊厳を一心に守ろうとした人々の姿に心打たれた。日本人ならばこの映画を通じてあの震災で御遺体に向き合い続けた人たちの心情を追体験しておきたい。03/08 22:25 e97h0017【2013年2月公開の映画】 『きいろいゾウ』(廣木隆一監督)★★★☆☆/『脳男』(瀧本智行監督)★★★★☆/『横道世之介』(沖田修一監督)★★★★★/『遺体 明日への十日間』(君塚良一監督)(ほぼノンフィクションにつき、評価はしません)/『草原の椅子』(成島出監督)★★★★★03/09 21:25 e97h0017『ラストホープ』第8回。取材しているモチーフに目新しさはないが切り口や掘り下げ方は既成の医療ドラマよりも一歩先行している。最先端医療とは単に技術を指す言葉であってはならない。新しい医療は医師と患者やその家族、ひいては社会に対して思想の変革を要求するだろう。覚悟を育てる必要がある。03/11 20:29 e97h0017『書店員ミチルの身の上話』第9回。トリッキーなストーリー展開ではあったが、大人に成りきれていなかった主人公の成長物語と考えればテーマそのものは普遍的なものとなる。地方都市の狭い籠から飛び出した小鳥は都会で自分の愚かさ、存在のちっぽけさを思い知り、家族や親友のぬくもりに気がついた。03/11 23:02 e97h0017最終的に宝くじの当選金がいかなる支途に用いられるか、ミチルの成長描写はそこに集約されそうだ。03/11 23:17 e97h0017『泣くな、はらちゃん』第8回。越前さんは自分の決断が生み出すであろう結果に未だ無自覚だし、百合子さんの告白はもうみんな知っていたことだし、ストーリー的には確認回だった。しかしラストシーンで現実世界と漫画世界が邂逅すると、はらちゃんたちと同様に我々もまたそのギャップの大きさを知る。03/12 01:56 e97h0017越前さんが創造した漫画世界とは、もともと彼女の現実逃避先であって、最初から二つの世界は相容れるものではないということを確認しておきたい。03/12 01:58
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e97h0017本日13:25~テレビ東京にて、沖田修一監督『南極料理人』が放送されます。主演は『ひまわりと子犬の7日間』の公開が控えている堺雅人さん。『横道世之介』に主演している高良健吾くんも出演しています。沖田監督と高良くんのつながりは本作以来でした。ちなみに来週は『アフタースクール』です。03/07 02:10 e97h0017内村光良監督『ボクたちの交換日記』試写会。良くも悪くも全体的にキレイな仕上がりで、残念ながら時間が経てば既成の同系映画の中に埋没してしまう、そんな映画かもしれない。カッコ悪くてもいいからこの映画にかける監督の思いをスクリーンから感じ取りたかった。無難な商業映画でしかなかったのが残念。03/02 23:03 e97h0017作品が表現しようとしているテーマを飛び越していきなり脚本が拙いだの演出が悪いだのとプロがプロの作品を批評するかの如く技術的なことを上から批判しようとする一般人の姿は見るに耐えない。あるテーマを表現するための脚本であり演出なのだからテーマを汲み取った上で批判しなければ説得力はない。03/02 23:03 e97h0017テーマを汲み取る作業とは能動的な作業である。積極的に自らの思考を働かせずとも理解できてしまう作品があるとしたらそんなものは批評する価値もない。しかし映画やドラマは黙っていてもわかるように作られていると勘違いしている輩が多いようだ。そういう連中は自分の無知蒙昧さを作品のせいにする。03/03 23:31 e97h0017昨年紹介した「天気予報の恋人」のレビューへのアクセス数が増えていると思ったら神戸のサンテレビで再放送が始まったらしい。改めて読んでみるとテレビドラマのレビューとしてはこれまでで最も理想的な文章が書けたと感じている。「泣くな、はらちゃん」にも通じる切ない仕掛けがドラマを盛り上げた。03/06 18:40 e97h0017WOWOW『レディ・ジョーカー』第1回。全7回という十分な尺のもと事件の背景は映画版よりも格段の深密さをもって描かれそうだ。典型的なテレビドラマっぽい演出ではあるが俳優陣は重厚な芝居を披露してくれている。マイノリティの声を模したかのようなアンサンブル付のテーマ曲に心揺さぶられる。03/06 20:39 e97h0017ドラマ「レディ・ジョーカー」の音楽は「トライアングル」、「医龍」シリーズ、「機動戦士ガンダムUC」などのサウンドトラックを担当した澤野弘之さんが手がけている。何と言っても「医龍3」が圧巻だった。林ゆうきさんと並ぶ注目の若手劇伴作曲家だ。http://t.co/nqQScaS8jn 03/06 20:49