Twitter 20170124 [Twitter]
e97h0017RT @oe_mariko: 映画『この世界の片隅に』はご覧になりましたか?私は大好きになって、2度観にいきました!個人的には、「まず映画を観る」→「こうの史代さんの原作を読む」→「もう一度映画を観る」がおすすめです。WBSで片渕須直監督にインタビューできたときは感激しました。…01/24 03:56 e97h0017RT @oe_mariko: (続き)放送ではお伝えしきれなかった部分を含む「『この世界の片隅に』片渕須直監督インタビュー完全版」として、テレビ東京ビジネスオンデマンドでご覧いただけます。よろしければご覧くださいませ! https://t.co/AnkkqKoTpo01/24 03:56 e97h0017『この世界の片隅に』は2回目の方が確実に感動が深い。なぜならこの物語が二人の出会いから始まっていたことにすぐに気づくから。そして“あの台詞”に向かって進行していることを知っているので、一つ一つのシーンと台詞をよりいとおしく感じる。最初から最後まで涙が絶えなかった映画は初めてです。01/24 19:59 e97h0017私の映画史上、最高の涙量は長らく『フラガール』と言ってきたんだけど、『この世界の片隅に』が塗り替えました。昨年発表したジャニスカ独自の映画賞では過小評価だったかと反省しています。最優秀作品は不動だけど、『この世界の片隅に』を次点にしても良かったかなと。ベスト10では3位にしたい。01/24 20:10 e97h0017“大切なことはすべて映画とドラマが教えてくれた”
さすがに「すべて」は言いすぎだけれど、わりと本気でそう思っています。フィクションによる疑似体験と実体験なら、8:2ぐらいの比率で、フィクションから学ぶことの方が多かった。映画やドラマは自分以外の他者の人生を知る最良のツールです。01/24 21:37 e97h0017『流れ星』というドラマのレビューを書いた時に多くの方からコメントを頂戴し、“そんなふうに人の気持ちがわかるのってすごいですね”と言って頂くことがありました。これは全然すごくなくて、過去に触れた映画やドラマから引っぱってきて理解しているだけなんです。そこにはほとんど実感を伴わない。01/24 21:52 e97h0017でも逆に言えば、映画やドラマを見ていれば、実生活でも人の気持ちを汲んであげることができるようになるのかもしれない、とも思う。そういうことを日常で意識したことはないけれど、映画やドラマを鑑賞するという行為を通じて、人の気持ちを汲む、という訓練をできたのは間違いないように思われます。01/24 22:00 e97h0017RT @e97h0019: 「自分の人生は、まだまだ小さすぎて細すぎて・・・。だからこの年齢である程度のことをやろうとしたら、他人の人生をたくさん知っておかなければ手が届かないと思っています」
#橋本愛01/24 22:17 e97h0017橋本愛さんがこんなことを言っています。
“いろんな人生を知ることが大事だと思います”
“自分の人生は小さすぎて、他人の人生をたくさん知っておかなければ手が届かないと思っています”
いろんな人生をどうやって知るのか?私はフィクションが最良と考えます。彼女にとっては映画と本です。01/24 22:18 e97h0017フィクションが優れているのは、世の中に人の数だけある人生を普遍的な形に落とし込んで、多くの人が理解し、共感できるように簡潔に仕立ててあるということです。映画ならば、たったの2時間で誰かの人生や日常を疑似体験できる。それを自らの生き方に還元できれば、人生を豊かにできるかもしれない。01/24 22:29 e97h0017RT @e97h0019: 「(支えになっているものは)人以外では映画や本がいちばん大きいですね。娯楽というより“薬”に近いようなところがあって。あと意外と散歩するのもいいなと思ったり」「(幼い頃は)何度も『天空の城ラピュタ』を見ていました。魔法を使えるんじゃないかと今でも思っ…01/24 22:52 e97h0017橋本愛さんはこんなことも言っていました。
“映画や本は、娯楽というより薬に近いようなところがあって”
「薬」とは彼女らしい表現だと思います。実際、映画やドラマに癒されることはよくあったし、私には自分のあり方に悩んだり、進路に迷った時に、心を正中に戻してくれる作品がありました。01/24 22:55 e97h0017私は18歳の時に『耳をすませば』という映画を観て、衝撃を受けちゃってね。この物語をすごく身近なものに感じたというか、これは自分の話だと思った。そして今の自分がどうすればいいのかを具体的に掴めた。それ以来、人生の節目ではこの映画を観て、初心を思い出すということを繰り返してきました。01/24 23:03 e97h0017私は昨年『古都』という映画を観て、18歳の時にこの作品に出会っていたら『耳をすませば』のような存在になったかもしれないと感じました。それぐらい舞ちゃんと雫ちゃんが重なって見えた。どちらも少女がモラトリアムを脱する瞬間が描かれている。その瞬間の美しさが心に焼きついて離れないのです。01/24 23:20 e97h0017映画でもドラマでも小説でも音楽でも、なんでもいいと思います。壁にぶつかったり、進路に悩んだり、気持ちが落ち込んだりした時に、“お薬”になるような作品に早くに出会えると人生は心強いと思います。もちろん人でもいいよ。私は自己完結したいからフィクションに逃げたところがありますが(笑)。01/24 23:27 e97h0017私が日ごろ感じていること、というよりも結構な時間をかけて考えてきたことを、20歳の橋本愛がこともなげに語っちゃうからさ。これはずっと引用したいと思っていたの。本当に彼女には驚かされることばかりです。01/25 03:10
タグ:橋本愛
Twitter 20170122 [Twitter]
e97h0017中村登監督の『古都』は、物語に起伏はなくても全体的に静かなトーンでまとめられていて、正統派の文芸作品といった仕上がりだった。岩下志麻さんが綺麗、これに尽きるところがあるが、長門裕之さんが好演している寡黙な織職人を筆頭に、時代感覚も京都人らしさもしっかりと登場人物に投影されていた。01/22 21:53 e97h0017市川崑監督の『古都』は、80年代ということもあって、百恵ちゃんのアイドル映画の色が見え隠れする。登場人物が快活でよくしゃべる点も制作された時代を投影しているのか、全体的に京都人らしさを感じることはなかった。市川崑らしい緩急のある演出は随所で健在だが、本作ではどうもしっくりこない。01/22 22:09 e97h0017結論としては、Saito監督の『古都』がもっとも映画としての完成度が高い。もちろん異論はあるだろうが、緻密な取材と見事な脚色によって各世代の京都人の生き様を丁寧にあぶり出していると私は思う。終盤に物語を盛り上げて登場人物の心の置き所をきっちりと定めるイベントがある点も評価できる。01/22 22:22
Twitter 20170119 [Twitter]
e97h0017RT:白い息 菊池亜希子&長澤まさみ主演 >http://yahoo.jp/zO4Dtg #GYAO
https://pbs.twimg.com/media/C2hC4cKUQAAEbNE.jpg01/19 20:54 e97h0017長澤まさみちゃん主演の『冬の日』はNHKの黒崎博監督です。とても繊細な演出をされる方で、私は『火の魚』以来、その演出手腕を常に高く評価してきました。4月から始まる朝の連続テレビ小説『ひよっこ』ではチーフディレクターとして演出を担当… https://t.co/CA2lcewp3m01/19 20:54 e97h0017火の魚 [ドラマレビュー]
https://t.co/i408gwaajC01/19 21:11 e97h0017昔の自分の文章。
視点は悪くないと思うんだけど、表現力がもうひとつといった感じだなぁ。01/19 21:23 e97h0017私は、表現という分野においては、「みんながやっていること」「すでにやったこと」「当たり前のこと」「形式的なこと」などにあまり意味を感じません。理由は簡単です。つまらないでしょ。見たことのあるものを見て、面白いと感じるわけがない。未知のものに触れた時にこそ真の感動は生まれるのです。01/19 23:05 e97h0017私はこの点において、橋本愛と感性を共有していると勝手に感じています。たとえば、タレントさんが自身の誕生日に「たくさんのおめでとうをありがとう」と言って、バースデーケーキと写った自撮り写真を載せて、何が面白いんだと思う。私が危惧していたのは、橋本愛がこれをやってしまうことだったの。01/19 23:16 e97h0017橋本愛がこれをやるぐらいだったら、「無言」がベストだと思っていたから、ご存知のとおり、誕生日に「明けましておめでとうございます」ときた時は、胸がすく思いがしました。こちらの想像をはるかに超えたものを提示してくるところは、お芝居とまったく同じだと思って、私は感動してしまったのです。01/19 23:26 e97h0017誕生日については1週間後ぐらいに、「そういえば誕生日でした、てへっ」みたいなのがくるかなと想像してたの。そうしたら翌日に皆さんも歓喜したあれでしょ。橋本愛にとってSNSが単なる近況報告のツールではなく、自己表現の場だとしたら、これほどに鮮やかで彼女らしさに満ちた表現はありません。01/19 23:35 e97h0017RT:誕生日おめでとうのたくさんのメッセージありがとうございます。
送ってくれた人の気持ちに変わって読むと、大変な愛情を感じます。
その瞬間だけでも人を想うし、祈るよね
〓絵文字だけでもお花いただいた気分、ありがとう。
どんどん面白おかしくなってく、見ててね
#橋本愛
https://pbs.twimg.com/media/C2ilo_3VEAAQfE_.jpg01/19 21:23 e97h0017“橋本愛の言葉はすごいなぁ”
これは彼女の言葉に触れるたびに感じていることだけれど、私は今度の投稿が一番感動しました。「たくさんのメッセージをありがとう」も橋本愛の言葉で表現されると、特別なものになることが改めて分かったからです。
https://www.instagram.com/p/BPNKnmOh0sn/01/19 21:23 e97h0017言葉で本心を伝えるというのは、実はすごく難しくて、思いが強すぎると必要以上に飾ってしまうし、逆にシンプルにいこうとすると型にはまってしまったりする。大事なのは、その瞬間に発露した言葉がすべてだということです。橋本愛の言葉はいつも直感的だなぁと思う。だからこそ嘘がないと信じられる。01/19 21:23 e97h0017“どんどん面白おかしくなってく、見ててね”
この言葉は一連の投稿で体現していることだし、昨年の出演作品でも思い知ったことなので、橋本愛にとっては当たり前のようになすべきことなのかもしれません。でも、彼女がけっこう難しいことをやろうとしているということはちゃんと理解しておきたい。01/19 21:23
タグ:橋本愛
Twitter 20170115 [Twitter]
e97h0017タクシードライバーはラストの銃撃戦のインパクトが強すぎて、その後のエピローグ的な部分を完全に失念していた。フィルム・ノワールの典型と思っていたらそんなこともない。それにしても米国では3人も殺しておいて少女を救うためと言えば無罪放免なの?異常な社会だよね。そういう意味ではノワール。01/14 22:52 e97h0017昨晩の衝撃で橋本愛のことを考えながら見ていたのもあって、タクシードライバーのジョディ・フォスター(当時13歳)と告白の橋本愛(当時13歳)が重なって見えたなぁ。この子はどうしてそんな表情ができるの?というのが率直な感想でした。こう… https://t.co/1Q5Qobt5p401/15 01:03 e97h0017私、桐島までは橋本愛ちゃんのことを、「ああ、告白の子ねー」って言ってたから。でも「告白の子」って言えば、誰のことを指しているのか、みんなわかってくれたもんね。01/15 01:07 e97h00176年半ぶりに『告白』をさらーっと見直してみたんだけど、この映画すごいよ。当時はこれって映画と呼んでいいの?という意識があったのはよく覚えてる。湊かなえさんと中島監督の作風を認知している今となっては自信を持って名作映画と呼びたい。10年に1本ぐらいこういう革命的な作品が登場するね。01/15 01:19 e97h0017ジョディ・フォスターと比べちゃいけないなっていうのはすぐに感じた。
やっぱりタクシードライバーの13歳のジョディのお芝居は圧倒的だよ。01/15 01:25 e97h0017オーディションで中島監督が橋本愛を顔で選んだというのは、絶対そうだろうなって思う。01/15 01:26 e97h0017橋本愛ちゃんのような逸材が突然目の前に現れることがあるんだから、映画を観るという行為は油断ならないな。気を抜いちゃいけない。1本1本に集中していかないと。01/15 01:45 e97h0017渇き。で中島監督から声がかかった時は嬉しかっただろうなぁ。
今度は絶対に“顔”じゃないから。01/15 02:07
タグ:橋本愛
Twitter 20170112 [Twitter]
e97h0017RT @nhk_kurogen: 63館という小規模上映から異例のヒットとなった『この世界の片隅に』。
原爆投下に至る戦時下の広島の日常を1人の女性の目線を通して描いたこの作品。なぜこうも人々の心をとらえ続けるのでしょうか?
今夜10時・井上あさひキャスターです!
https…01/12 07:11 e97h0017RT @nhk_kurogen: 「主人公すずを演じて、毎日ご飯を食べることも、お洗濯することも誇らしくなった」
女優ののんさんがインタビューで語った言葉です。
今夜は、キネマ旬報日本映画1位に輝いた『この世界の片隅に』の魅力に迫ります。
放送は10時から!
https://…01/12 12:08 e97h0017RT @nhk_kurogen: [今日のみどころ・井上あさひキャスター]
こうの史代さんの原作や、映画を拝見して、当たり前の日常のかけがえのなさに改めて思いをいたしました。映画に込められたメッセージをゲストの渋谷天外さん・大林千茱萸さんと考えていきます。ぜひご覧ください。…01/12 12:08 e97h0017RT @nhk_kurogen: キネマ旬報ベスト・テンで日本映画1位に選ばれた映画
『この世界の片隅に』。
「同じ時代を生きているように感じた」という主演のんさんへのインタビューを交え、作品のメッセージを読み解きます。
このあと10時です!
https://t.co/oc…01/12 21:58 e97h0017本編を断片的に見ると、かえってメッセージ性を強く感じる。01/12 22:12 e97h0017クロ現を見ながら、鼻水たらして泣いてるよ。01/12 22:13 e97h0017私はあまり人の感想に触れないので、この番組を見て自分の感じ方が間違っていなかったというか、この映画を観た皆さんとちゃんと同じように感じられていたことがわかって嬉しい。01/12 22:27 e97h0017今週から地元のシネコンが『この世界の片隅に』を掛けているので、週末に行ってきます。私は初夜のシーンが一番好きです。二人が初めてちゃんとした会話をして二人が重なるまでが、ユーモアを交えながらとても自然な流れで描かれていて、本当に美し… https://t.co/eeNSdstozD01/12 22:44 e97h0017『海賊とよばれた男』という映画の中にも初夜のシーンがあります。声が大きくて居丈高な主人公が、どういうわけか布団の上でモジモジしながら奥さんが入ってくるのを待っている姿が描かれます。このシーンを見ればこの監督が当時の日本人の精神やふるまいをまったく取材していないのがよくわかります。01/12 23:03 e97h0017これは登場人物に現代的な価値観を投影してお茶を濁す最悪のパターンなんだ。テレビドラマ的と言えばいいのか、こういう見せ方は現代人にはわかりやすくて違和感はないのかもしれない。でもね、これではあの時代の日本人を描く意味がないじゃないか。時代が違うんだから違和感があるのは当然なんだよ。01/12 23:09 e97h0017『この世界の片隅に』の初夜のシーンを“違和感”と表現するのは適切ではないけれど、少なくとも現代人とは異なる精神が描かれています。その“ズレ”の中にこそ発見や刺激があって、その先に感動を生み出せるのが映画の力ではないのか。映画の作り手が違和感を恐れて無難な線を選択してどうするんだ。01/12 23:18 e97h0017何の引っ掛かりもなく流れていく物語が観客の心を掴むことはありません。『この世界の片隅に』が切り取る、激動の時代を背景にした市井の穏やかな日常の中には、我々現代人が貧しくしてしまった精神を刺激し、心地よく満たしてくれる描写で溢れています。それらは観客の心に深く永く刻まれるはずです。01/12 23:29