Twitter 20121011

• e97h0017羽場さん笑かしよるな～。男なら誰でも羽場さんの役の思考回路に思い当たるところはあるだろうが、男性脚本家だったらこんなキャラクターを自分の作品に登場させるのは躊躇するだろう。瀬戸くん演じる総支配人は浮世離れした人だから、事実上羽場さんの役に世の男性像を集約させていると言ってもいい。10/10 19:29
• e97h0017『眠れる森の熟女』第6回。エレベーターのラストシーンの演出が素晴らしい。高岡は父親の言葉を前に自暴自棄になっており、おそらくその姿を誰に見られようとも構わないとまで思っていたはずだ。しかしそこに現れたのは高岡の裏の顔も知っている千波だった。「大丈夫。誰にも見られないようにします」10/10 19:57
• e97h0017高岡の事情なんか露知らず、彼の「秘密」を真剣に守ろうとしてくれる千波の優しさは彼の心にどれだけ染み入ったことだろう。千波が高岡の肩に手を置くと、彼はもう自分の気持ちを抑えられなくなる。千波の夫とはまったく異質とも言える高岡の男心が、もしかしたら彼の人生で初めて表出した瞬間である。10/10 20:01
• e97h0017「一番大事なのはこっちの都合じゃない、お客さんの都合だ」接客を生業とする人間は肝に銘じなければならない。自分もバイトの子には言い続けていた。注文が先なのもドリンクのサイズを訊くのもセルフサービスなのもすべてこちらの都合だから、それらをご存じないお客様にはこちらが合わせるべきだと。10/10 21:15
• e97h0017周防正行監督『終の信託』公開記念特番。いいメイキングだった。ちょっとしたネタバレも嫌なのでいつもは鑑賞後に回すのだが、見始めたら止まらなかった。監督と草刈民代さんの撮影現場での関係性は実に興味深い。有り体に言えば「互いを尊敬しあっている」だが、もっと深くて濃密だ。10/27公開。10/10 22:35
• e97h0017佐伯？10/10 22:50
• e97h0017なぜだ？どこがおかしいんだ？誰が悪いんだ？主人公を好きになれないというのは致命的だ・・・目的のためには平気で嘘をつける子を好きになれと？要領がいいとか押しが強いなどということでは割り切れない。これはやらかしたかもしれないぞ。とてもじゃないが「デカワンコ」のようにはいきそうもない。10/10 23:26
• e97h0017ディレクターがやたらと効果音をつければコメディの演出になると思っているところもイタイ・・・10/10 23:28
• e97h0017@robu_w 滝沢秀明・長谷川京子主演、岡田惠和脚本、永山耕三演出、『僕だけのマドンナ』（2003年、フジテレビ）。http://t.co/MGkSiQFJ 10/10 23:54

Twitter 20121009

• e97h0017フジテレビ『高校入試』第1回。登場人物の紹介と世界観の提示、それとオチへの前フリの色彩が強かったが、連続ドラマの初回の本としてはわりとよくできていた。説明を説明っぽく感じさせないのは一様に芝居ができる俳優が揃っているからだろう。特に長澤まさみちゃんのトーンを抑えた芝居が目新しい。10/07 00:31
• e97h0017注目の星護演出は思っていたよりもオーソドックスだったが、それでも随所にテクニックを感じさせる。まさみちゃんの主演作をたくさん観てきたが、こんなに顔寄りのショットを多用した監督は初めて。それと脚の見せ方。机の上に座って脚をぶらぶらさせるシーンと掲示物を外すシーンは完全に狙っている。10/07 00:39
• e97h0017母校の校歌をOBになっても本気で歌えるってすごいよな。高校の校歌なんて一度も歌ったことがなかったから1文字も1音も覚えてない。これが放送部最大の役得だった。でも一応早く来てマイクの準備とかテストとかしてたんだよな。3年間、行事や集会の度に早起きしてたとは今となっては信じられない。10/07 02:26
• e97h0017接客の型を決め付けた紋切り型の研修に疑問を持つ純の気持ちってよくわかるんだよなぁ。自分は態度には出さなかったけど、内心は「ケッ」って思ってたよ。自分が思い描く理想の接客が具現化できるようになったのは店長になってからだなぁ。それでもチェーンの看板や組織のバランスはいつも気にしてた。10/07 02:45
• e97h0017マツコ・デラックスさんはまったく逆のことを言っていた。千葉県のPRキャラクター、チーバくんを引き合いに出して大金をかけて大手広告代理店に発注したような匂いを感じるゆるキャラはどうもそそられないみたいな。つまり「本気すぎる」ってこと。予算はないけどそこそこ本気がベストじゃないかな。10/08 20:05
• e97h0017『世にも奇妙な物語2012年秋の特別編』よりバカリズムさんが原作と脚本を担当した「来世不動産」のみ視聴。セミが1週間という限られた命を人間が騒々しいと思うほどの音を出し続けることに捧げる理由は当然繁殖のためだが、それだけではないかもしれない・・・という着想から始まった物語だろう。10/08 20:32
• e97h0017前世で為した善行と悪行をポイント化してその多寡によって来世の「物件」が決定するという発想が楽しい。また主人公が最終的にセミを選んでセミを生きる歓喜にとりつかれ、その喜びを人間に伝えるべくひたすら鳴き続けるところが実にシュールな笑いだ。セミの鳴き声にイライラする人間のちっぽけさよ。10/08 20:41
• e97h0017塩田明彦監督『ギプス』。わかったようなわからないような結末。本物のギプスを付けることで初めて実感する人とのつながり・・・と一瞬思えたが、秘密を共有することでしかつながれない人間関係のようにも思える。ギプス｜無料動画 GyaO! http://t.co/WxVbmK0L #GyaO10/08 23:40
• e97h0017森岡利行監督『問題のない私たち』。真摯なテーマ設定と現実的かつ丁寧な描写で思いのほかいい映画だった。いじめに限らず人間社会が直面している諸課題に我々がどのような思考でどのように対処するべきなのかを具体的に示唆している。#GyaO 無料動画 http://t.co/0XO5AFUb10/09 04:07

Twitter 20121006

• e97h0017NHK『旅のチカラ』旅人本谷有希子。彼女の舞台演劇は高い評価を得ている一方で嫌悪感を抱く人もたくさんいるようだ。現実の中に夢を見たいと思っている人たちが現実の中に現実を見せようとする本谷作品を直視できるわけがない。舞台演劇に限らず多様な志向を前に娯楽性と作品性の両立は困難だろう。10/05 19:32
• e97h0017シルク・ドゥ・ソレイユの「Kà」を観終えた本谷有希子の率直な感想に笑った。いかにも感動したという面持ちで出てきたのに「そうでもなかった」だもんな。あれはまったく感動できなかった自分に戸惑っていた表情なんだろう。彼女は時折どんな女優さんでも表現できない正直な表情で本心を垣間見せる。10/05 19:40
• e97h0017本谷有希子がラスベガスの若いダンサーと共にエンタテインメントの中に迫真の人間ドラマを盛り込もうとする姿は感動的だった。異国の地で自分が目指すものを共有できる人と出会えたことは彼女にとってどれほどの喜びだっただろう。やはり何かを生み出そうとしている瞬間の表情がもっとも魅力的だった。10/05 20:00
• e97h0017「夢を見せたいと思ったことはない」「ほっぺたを引っぱたいて目を覚まさせたい」本谷有希子が目指すものとは例えばディズニーランドに親しんできた人間には受け入れ難いものだろう。彼女は今回の旅を通じてエンタテインメントを追求する作品の存在を認めた。同時に自分のやり方に自信を深めたはずだ。10/05 20:06
• e97h0017NHK『眠れる森の熟女』第5回より。「そん時そん時で何て言うの、仕事とかプライドとか楽ちんな生活とかさ、男以外のものを選んできちゃったんだから。それを今頃になって横取りするってのはさ、訳の分かってない若い子ならともかく同世代でしょ。道徳的なことじゃなくて、女同士の仁義に反するよ」10/05 21:07
• e97h0017どういうわけか「オンナノジンギ」というワードが妙にズシリときた。春子がこの言葉をあっさり受け入れたところに今まで知らなかった「女の価値観」を見た気がする。本作には性別、年齢、シチュエーション等を前提にした「実感」がこもっている。特に主人公の夫の描写は紛れもなく女性脚本家のものだ。10/05 21:10
• e97h0017BS朝日『Hello!フォト☆ラバーズ』。新垣結衣ちゃんがショートヘアを維持していた。そして彼女の奇跡的な穏やかさも健在だった。人見知りは解消したようですっと懐に入り込んでくる。仲間由紀恵ちゃん、国仲涼子ちゃん、比嘉愛未ちゃんなど、沖縄出身の女優さんはみんな雰囲気がやわらかい。10/05 22:43

(2012-4)ドラマ期待度ランキング

恒例の期待度ランキング。10月から始まるドラマの期待度を4段階で評価しています。
並べてみるとすごい偏った感じになってるんですけど、テレビドラマの現状とはこんなもんでしょう。
フジテレビとNHK以外のテレビ局のドラマに多くは期待できません。
ただし、私は昔からフジテレビのドラマが大好きで、フジテレビのドラマから多大な影響を受けて育った人間ですので、
そういう意味でのバイアスがかかっていることを否定するつもりはありません。また、これは今回に限ったことではありません。

★★★ ： 絶対観る　／　★★☆ ： 観る　／　★☆☆ ： 観ない　／　☆☆☆ ： なかったことにしたい

Pre-rating	Time Slot	Title	Station	Main Cast	Script	Chief-Dir.	Co-Pro.
★★★	火22	ゴーイングマイホーム	関西テレビ	阿部寛、山口智子	是枝裕和	是枝裕和	ﾃﾚﾋﾞﾏﾝﾕﾆｵﾝ
★★★	火21	遅咲きのヒマワリ	フジテレビ	生田斗真	橋部敦子	石川淳一	共同テレビ
★★★	日21	TOKYOエアポート	フジテレビ	深田恭子	宇田学	西坂瑞城
★★★	土23	高校入試	フジテレビ	長澤まさみ	湊かなえ	星護	共同テレビ
★★★	日22	そこをなんとか	NHK（BS）	本仮屋ユイカ	今井雅子	片岡敬司
★★☆	木22	結婚しない	フジテレビ	菅野美穂、天海祐希	山﨑宇子	石井祐介
★★☆	金20	猿飛三世	NHK（BS）	伊藤淳史	金子成人	石塚嘉
★★☆	土21	実験刑事トトリ	NHK	三上博、高橋光臣	西田征史	田中健二
★★☆	火23	恋するハエ女	NHK	ミムラ	大島里美	福井充広
★★☆	火22	シングルマザーズ	NHK	沢口靖子	相良敦子
★☆☆	木21	レジデント～5人の研修医	TBS	仲里依紗、林遣都	永田優子	高成麻畝子	テレパック
★☆☆	月20	パーフェクト・ブルー	TBS	瀧本美織	山崎淳也	唐木希浩	C.A.L
★☆☆	金22	大奥～誕生	TBS	堺雅人、多部未華子	神山由美子	金子文紀	ｱｽﾐｯｸ･ｴｰｽ
★☆☆	金23	匿名探偵	テレビ朝日	高橋克典	高山直也	秋山純	MMJ
★☆☆	土21	悪夢ちゃん	日本テレビ	北川景子	大森寿美男	佐久間紀佳	ケイファクトリー
★☆☆	火22	東京全力少女	日本テレビ	武井咲	伴一彦	久保田充	（アックスオン）
★☆☆	木21	ドクターX	テレビ朝日	米倉涼子	中園ミホ	田村直己	ザ・ワークス
★☆☆	日21	MONSTERS	TBS	香取慎吾、山下智久	蒔田光治	福澤克雄	（東宝）
☆☆☆	月21	PRICELESS	フジテレビ	木村拓哉	古家和尚	鈴木雅之
※ タイトルは各ドラマの公式サイトにリンクしています。※ 作品名を一部省略して表記しているものがある。※ テレビ朝日の東映枠は割愛した。 ※ 脚本担当者が複数いる作品については トップクレジットを表記している。※ 制作会社の空欄は局制作。()内は制作協力。それ以外は完パケかそれに準じる。

『ゴーイングマイホーム』（関西テレビ）は、私が言わなくても注目度は高そうですね。
阿部寛さんの関テレドラマはハズレが少ないし、キャスティングを見ればわかるように今回はとりわけ力が入っているようです。
それと何と言っても注目は、是枝裕和監督の脚本と演出でしょう。テレビマンユニオンは近年映画制作に
力を入れてきた制作会社で、映画で培われたノウハウがテレビドラマにフィードバックされそうなのはとても嬉しいことです。
あらゆる意味で停滞している感のあるテレビドラマに新風を吹き込んで欲しいものです。
ただ、是枝監督の映画を観ていれば、大雑把にどういう作風になるか、ある程度は想像がつくところです。
ちなみに私は是枝作品が嫌いではありませんが、手放しで絶賛してきたわけでもありません。

『遅咲きのヒマワリ～ボクの人生、リニューアル』（フジテレビ）は、良作の匂いがぷんぷんしますね。
私は主演の生田斗真くんにジャニーズ事務所所属の俳優さんとしては岡田准一くんと並ぶ信頼を寄せているということもあるし、
彼以外のキャスティングからも本気度の高さ窺えます。特に民放ドラマの印象が薄い柄本佑くんの出演が渋いですよね。
私はよんどころない事情で、『フリーター、家を買う』（フジテレビ）を観なかったのですが、
脚本を担当する橋部敦子さんは、ファンタジーではない、本当の意味での現実を投影した作風なので安心感を持っています。

『TOKYOエアポート～東京空港管制保安部～』（フジテレビ）は、映画『ハッピーフライト』（東宝、矢口史靖監督）と
CSで放送された3Dドラマ『TOKYOコントロール』（フジテレビNEXT）で培われたノウハウが確実に生かされそうなので、
下手なクオリティになるとは考えにくいです。関口大輔プロデューサーは、フジテレビの映画畑出身のドラマプロデューサーで、
この路線の作品に並々ならぬ思い入れがあるようなので、見届けようと思います。若干1名を除いてキャスティングも堅実です。

『高校入試』（フジテレビ）は、『告白』の湊かなえさんの脚本に注目なのと、久々に星護監督の演出が見られるのも嬉しいです。
女優としてのキャリアを着実に積み重ねてきている主演の長澤まさみちゃんは、ついに教師役が似合うポジションですか。
シリアスからコメディまでいろんな表情を見せてくれる女優さんなので、いつも新作が楽しみです。
本作は撮了していて、現在は自身が主演する台湾ドラマの現場で仕事をしているようです。

『結婚しない』（フジテレビ）は、主演のお二人が魅力的なので観ます。テーマそのものにはあまり興味がありません。
前クール、『リッチマン、プアウーマン』（フジテレビ）で絶賛したセカンドDの田中亮監督の演出には引き続き注目しています。

『そこをなんとか』（NHK）は、本仮屋ユイカちゃん主演のドラマを長らく待望していたので、
NHKのドラマの中でも期待度上位にしています。今井雅子さんの本はコミカルさと人間ドラマのバランスがいいですし、
演出を担当する片岡敬司監督は、個人的にはNHKでもっとも好きなタイプのディレクターです。
それとミムラさんの主演ドラマも同様に待望していたので、『恋するハエ女』（NHK）もとても楽しみです。
NHKのドラマは、唐突に思いがけない良作が登場するので、常にチェックが必要です。

TBSの3作品はとりあえず初回は観るかもしれません。その中でも『レジデント～5人の研修医』は、
どう考えても『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』（フジテレビ）を意識していますし、
作り手も比較されることを重々承知して制作しているはずですから、厳しい目で観てやろうと思います。
そして、おそらくあの名作には到底並ぶべくもないクオリティになっていることでしょう。初回を観てそれを確認します。
『パーフェクトブルー』は、瀧本美織ちゃんの主演ドラマが観たいというのがあります。私は朝ドラ以来となります。
今クールは作品数が多くて、物理的に視聴が困難ということもあって、これ以下の視聴予定はありません。

いつもながら遅くなって申し訳ありません、、、参考にしていただければ幸いです。
各作品の感想はTwitterを通じて表明していきます。よかったら今クールもお付き合いくださいませ。。。

関連記事 ： (2012-3)ドラマ期待度ランキング (2012-07-03)
(2012-2)ドラマ期待度ランキング (2012-04-06)
(2012-1)ドラマ期待度ランキング (2012-01-05)

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• e97h0017テレビ朝日『みをつくし料理帖』。連続ドラマで観たいと思うぐらい面白かった。それもそのはず吉田紀子さんの本で納得。そして先週末は連日の片山修作品の放送だったわけだ。武家目線の時代劇もいいが「よろずや平四郎活人剣」や「咲くやこの花」のような江戸の市井ものも有力な時代劇ジャンルだろう。09/27 19:06
• e97h0017北川景子ちゃんの芝居の印象が大きく変わることはなかったが、薄化粧でも華があって嫌味がないというのはそれはそれで才能である。そういう意味ではハマリ役だったと言ってもいい。脇役も個性的で楽しい面々が揃っているし、主人公と小松原の身分違いの関係性もなかなか奥深い。シリーズ化を熱望する。09/27 19:16
• e97h0017フジテレビ『私と彼とおしゃべりクルマ』。桜庭ななみちゃんがコメディ初主演を難なくやり遂げた。初披露となった酔っ払いの芝居では次々と訪れる感情の起伏にうまく対応していたし、相変わらず泣きの芝居が上手い。おしゃべりクルマとの別れのシーン、彼女が振り返った瞬間の目の表現力が素晴らしい。10/01 23:13