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• e97h0017TBS『運命の人』第2話。史実と照合させるというような楽しみ方はあるもののストーリーは地味。それでも惹きつけられるのは俳優さんたちの熱の入った大味な芝居とそれを引き立てる土井裕泰監督の繊細な演出があればこそだろう。一見するとわかりにくいが細かいテクニックが随所に盛り込まれている。01/23 22:15
• e97h0017ラストの国会質疑のシーンにおける市川亀治郎さんのお芝居がすばらしかった。機密文書の存在が明るみになる流れは感情の高ぶりを示す声の質感とボリュームの変化によって表現されている。そして思わず出してしまったという雰囲気とその後の混乱を衆目を次々と捉えるテンポのいいカット割で見せている。01/23 22:18

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• e97h0017映画『ロボジー』。矢口作品の魅力は「笑いとシリアスの触れ幅」にあると『ハッピーフライト』のレビューで書いたのだが本作はリシアス面が弱かった分トータルの完成度はやや劣るか。発表会、コンサート、着陸といったわかりやすいクライマックスイベントがなかったのも物足りなさの一因かもしれない。01/21 22:13

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• e97h0017来週から関東地方では2010年にフジテレビで放送された『流れ星』の再放送が始まります。当枠はドラマ本編がおよそ2分ほどカットされるのが通例ですのでご注意ください。01/19 20:45
• e97h0017『HERO』再放送。久しぶりに観たがやっぱり面白い。鈴木雅之演出はマジックである。スームインとテンポのいい切り返しの連続で観るものを画面に引き付けて放さない。テクニックのみを模倣しても同じようにはならないだろう。現実に本作から10年以上経過してもこんな作風には出会ったことがない。01/19 20:58

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• e97h0017フジテレビ『ラッキーセブン』第1話。注目のアクションが「暴力」だとは思わなかった。どんなに顔を殴られても凛々しい主人公の顔。痛みを伴わない暴力のことをこのドラマではアクションと呼ぶらしい。初回はその「アクション」を見せるためだけのエピソードなんだから性質が悪い。先が思いやられる。01/18 21:23
• e97h0017金井Pの新作がこれとはなぁ・・・期待はずれだよ。一転して「木を見て森を見ず」感がある。01/18 21:33
• e97h0017NHK『ニュースウォッチ9』のスポーツコーナーが特に顕著なのだが、原稿を読む立場にない時の井上あさひアナウンサーの無言のリアクションは実に自然で好感が持てる。他番組でもアナウンサーが形式的に頷いている姿を目にするが彼女は自分の専門外の話題にも真摯に耳を傾けているのが伝わってくる。01/18 22:05
• e97h0017『ストロベリーナイト』第2話。やはり常識にかからない刑事ドラマである。主人公の勘が過っているパターンを早速放り込んできた。それをガンテツの線で匂わせ、島が情報を入手する。脇役の使い方が巧い。一方で力が入っていた第1話と比べて演出的クオリティが格段に下がるのは何とかならないものか。01/18 23:56

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• e97h0017NHK『とんび』前編。たえ子を離別した娘が訪ねて来たシーンの演出が素晴らしい。母娘の間に存在する積年のわだかまりが溶けていく様をじっくりと時間をかけて撮っている。そして二人の感情は二人が背中を向けた瞬間にあふれ出す。ヤスに声をかけられて振り返った瞬間の泰子の表情がすべてを物語る。01/17 20:00
• e97h0017BS-TBSで多くの女優さんのデビュー作を観てきたが、岡本あずさちゃんはお芝居が上手な方だったと記憶している。今作の彼女には「クライマーズ・ハイ」の石原さとみちゃん級の鮮烈な存在感があった。最近では「勇者ヨシヒコ」や「ストロベリーナイト」などに出演。将来すごい美人さんになりそう。01/17 20:10
• e97h0017NHK『とんび』後編。今井悠貴くんと池松壮亮くんのラインは強力だった。この二人は役者としての立ち位置に共通するものがあって若い頃から単なる子役としてではなく対等な立場でベテラン俳優と立ち回ってきた実績は信用に値する。二人の芝居が堤真一さんと対等ではなかったら本作の完成はなかった。01/17 23:04