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  • e97h0017e97h0017TBS『屋上のあるアパート』。長澤まさみちゃんはセカチュー以来どの役柄もしっくり来たことはなかったがこの桂木麻子という役柄はハマリ役だった。強いて言えば『ハタチの恋人』の彼女が好きだったけれど吉田紀子さんとの相性がいいのかもしれない。こういう事件が起こらないドラマがもっと観たい。06/17 23:11

タグ:長澤まさみ

雲の向こう - 井手綾香 [音楽]


井手綾香
『雲の向こう』
作詞・作曲:井手綾香 編曲:小林建樹
( 2011年6
月22日 / ビクターエンタテインメント )
          Official  Interview Words           

エスエス製薬「ハイチオールCプラス」のCMは、長澤まさみちゃんがひたすら泣く姿が印象的ですが、
バックに流れている歌声はとてもパワフルで、一度聴いたら忘れられないぐらいのインパクトがあります。
この余計な装飾がなく、ありのままを表現した歌声には自然と惹きつけられてしまうし、
アレンジもピアノのみというシンプルな構成なのに、どういうわけか、曲全体に艶やかな色のようなものを感じてしまいます。
この声の主は、シンガーソングライターの井手綾香ちゃんで、なんとまだ現役の高校生。
このPVを初めて見たときは、制服姿と声質のギャップに不思議な感じがしました。

彼女は宮崎県串間市の都井(とい)という地域の出身で、
ここは御崎馬(みさきうま)と呼ばれる世界でも数少ない野生の馬が生息していることで有名な地域です。
というわけでこれは彼女の地元で撮影したPVなんですね。
こういう曲、こういう詩が紡ぎ出されるのがうなずける風景です。

 
エスエス製薬ハイチオールCプラス
『頑張る人は輝いている』篇
監督:中島哲也 音楽:井手綾香「雲の向こう」 出演:長澤まさみ

なんか、改めて見てみると、すごくいいCM・・・

私は「ハイチオールCプラス」なるお薬とはまったく無縁で、これまで購入したことも服用したこともありませんでした。
調べてみたら、肝臓に対する解毒効果があって、もともとは二日酔いのお薬だったそうなんですが、
その肝臓への作用によってメラニンの生成を抑えて無色化し、お肌の新陳代謝も促進されるということで、
現在では美肌効果を前面に出して、主に若い女性向けの手軽な一般用医薬品として売り出しているそうです。

 素顔が輝いているから、泣いていても、眩しいと思ってしまいました

女性の荒れたお肌と疲れた心に元気と潤いを与えるサプリメント。
商品のことをちゃんと知った上で見てみると、CMというものが緻密な計算の元に作れらているということに感心します。
最後のまさみちゃんの笑顔は、井手綾香ちゃんの歌声に勇気づけられたようにも見えますね。

 太陽の光のように どこまでも光り続けたい
oh 眩しいほどに 世界中に 輝きを与えたい
輝き続けたい・・・

絵的にはこっちの方が好き。
http://www.ssp.co.jp/hythiol/cm/index.html (15秒バージョン)

今週、長澤まさみちゃんのラジオに井手綾香ちゃんがゲスト出演するということで楽しみです。
ニッポン放送 日曜22:00~ 『長澤まさみSweet Hertz』 ※地域によって放送日時が異なる。


タグ:長澤まさみ
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  • e97h0017e97h0017長谷川博己さんはもともと映画監督志望で、日大芸術学部を受験したことがあるようです。私も似たような動機で日芸を受験した過去があるので同い年ということもあるし勝手にシンパシーを感じてます。接点があったら絶対に友達になりたかったなぁ。ちょっとカッコよすぎてこちらが気後れしちゃいますが。06/14 18:27

タグ:鈴木先生

(7)鈴木先生 [ドラマレビュー]

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『 鈴木先生 』
第7回
( 2011年 テレビ東京=アスミック・エース 公式サイト
監督:橋本光二郎 脚本:岩下悠子 出演:長谷川博己、臼田あさ美、土屋太鳳、田畑智子、富田靖子、でんでん

既成の学園ドラマが当たり前のように用いてきた手法とは、生徒が抱える「事情」を複雑化することにあったような気がします。『3年B組金八先生』の歴史がそのままそのことを示していて、「性同一障害」や「覚醒剤」のようにそのテーマが大げさになってしまうと、どうしてもそれを学園ドラマというフレームの中で描かなければならない理由が曖昧になってきます。テーマが視聴者の目を引くためのセンセーショナリズムに陥ってしまうと、もはやシリーズを発展させるため、継続させるためのテーマ設定でしかなく、いつしかこのシリーズは「学園ドラマ」というジャンルではなく、「金八先生」というジャンルと化していきました。そういう流れを必ずしも否定するものではありませんが、『金八先生』のファーストシリーズを今改めて観てみると、生徒の初恋や友情、両親との関係、進路や受験といった中学生の日常に普遍的に存在する等身大のテーマ設定がなされており、あくまでも生身の先生と生徒が主役の学園ドラマだったことを実感します。『金八先生』の主役は、シリーズが進むにつれて、いつしか「人間」から「テーマそのもの」になってしまったような気がします。

そう考えると、この『鈴木先生』が用いているテーマ設定とは、学園ドラマの原点に回帰したものと言うこともできるかもしれませんが、そう表現してしまうと、これまでのレビューでも再三申し上げてきた「学園ドラマの既成概念を打ち破った作品」という表現との矛盾が生じてしまいます。確かに本作が扱っているテーマは、中学生の日常に普遍的に存在するものなのかもしれませんが、本作が用いている表現手法は、原点回帰というよりも、それらのテーマをとことんまで掘り下げ、突き詰めていく「原理主義的」な側面を持ち合わせており、この点が本作の印象を特異なものにしていると考えられます。

前回のテーマも何かと問われれば「性教育」と言っても差し支えはありませんが、あのラストシーンで繰り広げられた鈴木先生と生徒たちの攻防は、もはや性教育を超越したレベルにあったことを我々は今回の序盤を観てはっきりと認識することとなりました。私は前回のレビューで「鈴木式教育メソッド」の全貌が見えたと書きましたが、それがちょっと回りくどい解釈だったということは認めなければなりません。今回の序盤で鈴木先生の口で説明された「公式」は実に単純明快で、とてもわかりやすいものでした。

  学び/体験=学習率

体験という名の教材が多ければ多いほど、学習率を上げる(=立派な大人になる)チャンスは多くなりますが、体験から何も学ぼうとしない人間にはいかなる成長も望めません。それぞれの体験を人生の邪魔な重荷と考えるか、それぞれの体験から多くのことを学び、人生の糧とできるかは自分次第であるという論理は、今回のことで多くのことを体験した河辺彩香(小野花梨)にとってはわかりすぎるほどのものだったと思います。実はそのこと自体が河辺の学習率であって、上の公式が示している事象そのものなわけです。

前回から続くこのエピソードは、「性教育」に端を発するものではありましたが、性をめぐる価値観だけではなく、社会を形成しているあらゆる価値観とは、必ずしも「正誤」で断じることができるものばかりではなく、許されているに過ぎない価値観というものが存在することに鈴木先生は言及しました。鈴木先生が語ったことは「物事の原理」に他ならず、これをとことん突き詰めようとするところが、これまでの学園ドラマが持ち得なかった要素であり、このドラマの大きな魅力だと思います。また、上の公式は「学びの原理」であり、これも既成の学園ドラマが表現したことがなかった要素だと思います。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

既成の学園ドラマは「生徒が抱える事情」を複雑化することで発展してきたと冒頭で述べましたが、「事情がない生徒」にスポットライトを当てた作品がいまだかつて存在したでしょうか。後半で描かれた現在の鈴木先生の礎となった過去のエピソードに、私はこのドラマ始まって以来初めて涙を落としてしまいました。丸山康子(滝澤史)のような生徒はこの世の中に確実に存在しているのです。私は彼女の存在もまた「物事の原理」を突き詰めなければ、決してたどり着けない事象だったと思っています。

 「今の学校教育は、手のかからない生徒の心の摩耗の上に支えられている」

私は、現実世界においてもこのことに気が付いている学校の先生は少なくはないような気がしています。このことはそれぐらい当たり前に存在していてもおかしくはない「原理」だからです。ただ、気が付いていても、丸山康子のような生徒のケアは優先順位という観点からは低くならざるを得ないのが、中学校教育の現実だと思います。したがって、鈴木先生の「忙しさにかまけて」というエクスキューズを誰が責められるでしょうか。しかし、鈴木先生が一般的な中学校教師に比して優れていたのは、丸山康子の心の磨耗に気が付かなかった自らのミスから、自分が目指すべき理想の教育を見出したところにあります。

 「僕自身が彼女を磨耗させた一人だったんだ・・・
 透き通ったあきらめの境地に向けて、最後の一押しをしてしまったんだ・・・」

鈴木先生にとっては、これこそが丸山康子の日記を読むことで得られた「体験」だったのです。つまり、鈴木先生は丸山康子の心を磨耗させてしまうという決定的なミスから多くのことを学び、そこから高い学習率を獲得すべく、今もなお自分が目指す理想の教育に近づこうと努力しているわけです。

 「丸山康子は、僕の生徒だっただけじゃない・・・教師でもあったんだ・・・」

先生が生徒ひとりひとりに同じ分量だけ力を注いで、誰一人磨耗しないクラスを作り上げたとき、学校は生徒たちにとってより深い学びの場となる・・・これは理想であって、実現することは容易ではないということを鈴木先生は痛感しています。しかし、「竹地事件」に端を発する一連の騒動を通じて鈴木先生が生徒たちに注ぎ続けてきた情熱とパワーは確実に生徒たちの心に届いていました。あの事件以来久々に登校した竹地公彦(藤原薫)を快く迎える生徒たちの姿は、鈴木先生が目指す理想の教育にあっては一定の到達点と言えるものだったと思います。

今週は演出的にもみどころが多くありました。私はこれまでの中では第5話の演出が飛びぬけて良かったと思っているのですが、今回はそれとは真逆のシリアスな方向性において高く評価しなければなりません。とりわけ丸山康子の心情描写には思わず引き込まれてしまいました。中でも掃除のシーンは、ほぼ同じ映像をリピートしており、それぞれ鈴木先生のモノローグと丸山康子の日記の文言をかぶせてまったく別の印象に仕立てていました。また、丸山康子と掃除をサボった増田寛香(山谷花純)の目が合うシーンも同様にリピートされており、鈴木先生が言うところの優等生と問題児が互いに対して潜在的に持っている嫉妬心(=クラスの亀裂)を巧みに表現していました。

今回の脚本は、鈴木先生が恋人の秦麻美(臼田あさ美)に自分の過去を語ることによって、二人の精神的な距離が縮まり、結ばれるというもうひとつの大きな流れがあります。見逃されがちですが、この二人の距離感の表現は、下手なラブストーリーよりもよっぽど良くできていたと思っています。鈴木先生の過去をもっと知りたいという麻美の願望の高まりと自分の過去を麻美に話すことで解き放たれていく鈴木先生の心情が最終的に重なっていくまでがとても自然な流れで描かれていたと思います。

 「その気持ち、オレにもわかるぜ」

最後に、私は本作を「大人のための学園ドラマ」と表現し続けていますが、ラストシーンで鈴木先生と竹地公彦が共有した心情は、やはり「大人」にしか理解できないものだと思いました。二人のわけもわからず「恥ずかしい」という共通した心情は、理屈では説明できない性質を持っていますが、「大人」ならば多くの人が共感できる心情なのではないでしょうか。この種の何気ない人間の感情を切り取ったドラマもまた、いまだかつて観たことがありません。

関連記事 : (10)鈴木先生 (2011-06-30)
(9)鈴木先生 (2011-06-24)
(8)鈴木先生 (2011-06-19)
(6)鈴木先生 (2011-06-05)
(5)鈴木先生 (2011-05-26)
(4)鈴木先生 (2011-05-19)
(3)鈴木先生 (2011-05-13)
(2)鈴木先生 (2011-05-06)
(1)鈴木先生 (2011-04-29)

< 付記 >
「鈴木先生」クライマックス直前SP!が放送されます。
6月11日(土) 13:53 ~ 14:23 (テレビ東京のみ) 

<参考 : 緋桜山中2年A組 人物関係図>
http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei/special/book/book_img03.html 

<参考 : ネット局>
 ・ テレビ東京(関東広域圏)
 ・ テレビ北海道(北海道)
 ・ テレビ愛知(愛知県)
 ・ テレビ大阪(大阪府)
 ・ テレビせとうち(岡山県、香川県)
 ・ TVQ九州放送(福岡県)
 ・ 岐阜放送(岐阜県)
以上が同時ネット。以下は放送日時が異なる。
 ・ テレビ和歌山(和歌山県)※13日遅れ
 ・ テレビ熊本(熊本県)※15日遅れ
 ・ 新潟テレビ21(新潟県)※40日遅れ
http://www.tv-tokyo.co.jp/suzukisensei/onair/index.html


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タグ:全開ガール