Twitter 20161217 [Twitter]
e97h00172010年に『素直になれなくて』というドラマがあって、これがツイッターを物語のツールとして取り込んだ群像ラブストーリーでした。流行のツールを先取りするところは、フジテレビらしくて、期待度は高かったのですが、どうも脚本を担当した北川先生がツイッターというものを誤認していたようです。12/17 18:25 e97h0017主要な男女5人がツイッターを通じて知り合うところから始まるのはいいんですが、顔見知りになったのに、ツイッターで連絡を取り合うという奇妙な関係になるんです。今で言うグループLINEみたいな使い方っていうのかな。いやいやメアド交換して一斉送信とかメーリングリストでよくない?みたいな。12/17 18:34 e97h0017そんで樹里ちゃんが位置情報を公開してプライベートなやりとりをしているもんだから、彼女に付きまとうあぶない男に襲われそうになって、仲間たちが助けに来るというようなエピソードがあったりするんですよ。いやいやそりゃそうだろ、みたいな。もうドラマの中でツイッターを使う意味がわかんないの。12/17 18:46 e97h0017当時まだツイッターを使っていなかった私でも、このドラマのツイッターの使い方を見て、話に聞いていたのと違うなぁと思ったし、世間の論調も批判的なものが多く、そういう意味で話題になったドラマでした。私の当時の感想がブログに残っていました。
https://t.co/JIBCiXBqw512/17 19:00 e97h0017オレの脚本家批判すごいね(笑)。
冒頭から名指しだもんな。それぐらい失望してたってこと。12/17 19:08 e97h0017このドラマが終了したぐらいのタイミングでツイッターのアカウントを取得して、自分なりの使い方を模索しました。ただ、当初から意識していたのはプライベートとツイッター上の人格をはっきりと分けて考えてきたということです。これはブログでもやってきたことなので特に難しいことではないんですが。12/17 19:25 e97h0017私がブログやツイッターを使う理由はまさにこういう気持ちなんです。“顔の見えない人たち”に何かを伝えたいという。顔を見て話せる人には直接伝えればいい。もっと大きな枠で受け手を捉えたいと言うんでしょうか。たとえば、映画が好きな人、愛ち… https://t.co/F7HwhbJcDY12/17 19:44 e97h0017RTやいいねをもらうと、伝わったと思えるから嬉しいけれど、かと言ってそればかりに一喜一憂したくないという気持ちもある。昔から人の影響を受けたくないというわがままな人間なんですね。だから、人の意見や感想に全然興味がない。愛ちゃんの仕事が侮辱された時は珍しくカァーッと来たけど(笑)。12/17 20:03 e97h0017学生時代とか20代の自分を省みて、映画やドラマの感想が誰かのものをあたかも自分のもののように語っていたという苦い歴史があって、当時はあまり自覚がなかったけど、ある瞬間からそういうのが恥ずかしくなっちゃってね。純粋に自分の感性と自分の言葉だけで文章を書きたいと思うようになりました。12/17 20:21 e97h0017そういう経緯で映画のレビューと称するものを書き始めてブログで発信するようになったんだけど、ブログを始めた頃の文章を今読み返すと、文体は定まっていないし、言葉も知らないし、論調も青臭いし、稚拙でね。でもその時の自分の感性と言葉で必死に書いているのがわかるから、そこは褒めてあげたい。12/17 20:32 e97h0017自分の感性と言葉で表現するようになると、不思議と他人の意見とか感想に興味がなくなる。他人の意見や感想も結局そのまた他の誰かの意見や感想だということが分かったんです。これは自分の言葉や表現が稚拙だからこそ感じ取れたことかもしれない。自分の文章を確立するまでやり続けようと思いました。12/17 20:48 e97h00171年ぐらい続けていたら自分の文章を確立できましたよ。最後の忠臣蔵もそうだけど、最後の方は自分でも満足のいくレビューを書いているんです。半分の月がのぼる空のレビューは自分で言うなよっていう感じですが、すごく好き。作り手の思いに寄り添って作品の魅力を伝えられたという手応えがあります。12/17 21:01 e97h0017そんなブログの延長線でツイッターを始めたので、私がツイッターにおける発信方法でひとつのポリシーとしているのは、スタンドアローンの原則です。ソーシャルネットワークでありながら、あえてつながらず、自分以外の他(た)の影響を遮断する。自分の感性と自分の言葉だけで勝負するということです。12/17 21:19 e97h0017誤解しないでいただきたいのは、ツイッター上でのコミュニケーションを拒絶しているというわけではないんです。私のツイートへの感想や質問があれば、私のツイートにコメントを付けてください。喜んでリアクションします。ただ、反対の意見を言われても絶対になびかないし、共感はしないですよ(笑)。12/17 21:28 e97h0017@eligera92 こんばんは。いいねありがとうございました。
演目のメッセージ性というのは私も感じていたところです。あのシーンで愛ちゃんが着ているお着物も帯もこの映画のために作られた一点ものということなので、もしかしたらあの舞も本作のために新たに創作したものかもしれませんね。12/17 22:01 e97h0017古都の舞ちゃんのその後を想像していたら、二次小説が書けそうだなーと思って。それぐらい本編には多くの材料が描かれているし、余白もある。まず帰国後、就職活動をきっぱりやめて、草木染めの染色家に弟子入りするところから始めます。それで着地点は結婚です。私が想定する相手は本編に出ています。12/17 22:28 e97h0017三度目を観たら、そこまで考えて創ってるだろ、っていうぐらい確信犯的なカットがあったの。12/17 22:35 e97h0017誰か書いてくれないかなー。私はプロットとアイデアを提供するので。12/17 22:38
2016-12-18 00:00
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