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e97h0017森義隆監督『聖の青春』。思いのほか淡白な演出でノンフィクションであることを強く意識させる。世の中に人を感動させるための実話なんてものは存在しない。作り手が感動を生み出したいと考えた時点でそれはフィクションとなる。村山聖と邪心なく向き合った俳優と作り手の姿勢は実に潔く、眩しく映る。12/22 20:06 e97h0017山崎貴監督『海賊とよばれた男』。つくづく芝居の演出ができない人である。声がでかい奴が一番偉いぐらいの認識であの時代の日本人を捉えていそうだから頭を抱えてしまう。黒澤や小津を見よ。昭和の日本人はもっと繊細で奥ゆかしい。戦前の日本を描くことはもはや時代劇である。勉強不足にも程がある。12/22 20:24 e97h0017三木孝浩監督『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。時間軸や記憶、平行世界を取材したSF作品は数あれど、進行方向をクロスさせるというエッセンスのみで物語に奥行きを出す着想は称賛に値する。時間を折り返して見せることによって二つの時間進行を追体験させ、二種類の別れを描く構成が光った。12/22 20:57 e97h0017私はあまり人に映画をオススメすることはないんだけど、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』はみんなが観たらいいと思う。これ以上のデートムービーがあったかなっていうぐらい恋人同士で観る映画としては出来過ぎな映画。普段あまり映画を観ない人に映画の素晴らしさを伝えてくれる作品だと思う。12/22 21:11 e97h0017私は三木監督の作品を酷評し続けてきました。できれば観たくないのですが、話題作を手がけることが多いし、いい俳優さんが出るので、結局全部観ているという。でも辛抱強く観続けていればいいことがあるんですね。今回ばかりは拍手を贈りたいと思います。ただし、監督にではなく作品そのものに対して。12/22 21:22 e97h0017【映画監督サマリー】
三木孝浩監督(☆2.22/9)作品を追加しました。
[4]ぼくは明日、昨日のきみとデートする(16)
[2]青空エール(16)
[2]くちびるに歌を(15)
[1]アオハライド(14)
[2]ホットロード(14)https://t.co/0IowF6cpqI12/22 21:29 e97h0017私の世代は映画で小林武史のサウンドが聞こえると、それだけで心を鷲掴みにされてしまう。昨日からback numberのハッピーエンドを聴きすぎてもうカラオケで歌えそう。今朝起きてもう一度聴いたら、本編を思い出してこみ上げてくるものがあった。エンドクレジットの線路の画が印象的だなぁ。12/22 21:42 e97h0017これにて2016年に鑑賞予定の映画を完走しました。全部で84本。うち映画館で観たのは81本。★5評価の作品は過去最高の21本。平均点も★3.61なので、今年の日本映画は豊作でした。この中から独自に最優秀作品を選出して年内に発表します。https://t.co/l4ZnVR0Tnz12/22 22:21
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