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  • e97h0017e97h0017“自分で自慢をふったくせに謙遜されると、頼んでもいないのにあざやかな手つきで手品を披露された気分になる。で、隠された私のコインはどこへいったの?”(『勝手にふるえてろ』/綿矢りさ)11/25 22:42
  • e97h0017e97h0017“だめ出しされたうえかつアドバイスをされると、頼んでもいないのに目の前でシルクハットから鳩を出された気分になる。で、この鳩は私が育てなきゃならないの?”(『勝手にふるえてろ』/綿矢りさ)11/25 22:44
  • e97h0017e97h0017こういう爽快な比喩を連チャンで見せられると、それだけで読者の気持ちは盛り上がる。文章が持つリズムなんだよなぁ。11/25 22:45
  • e97h0017e97h0017競馬の帰りに立ち寄った本屋で綿矢りさ「勝手にふるえてろ」の文庫を見つけたので買った。人間のパーソナルな思考とはこんなに面白いものかと爆笑しながら読んでいたら、いつの間にかラストシーンになっていて主人公の気持ちも自分の気持ちも上り詰めた所で終わった。なんだろこの感動。初めて味わう。11/26 02:31
  • e97h0017e97h0017なんか最後の方、主人公の声が聞こえたな。佐藤江梨子ちゃんみたいなちょっと上ずった感じの声音が脳内に響いてた。11/26 02:42
  • e97h0017e97h0017初めて本編で主題歌が使用された。第1回から毎日聴き続け、もうとっくに我々の耳に馴染んだ主題歌は、すでに「純らしさ」の象徴であり、彼女の笑顔を引き立てる。そしてそんな純らしさへの回帰を喜ぶ我々の心情を富士子の表情で代弁させていたのも見事だった。セカンドの小林大児Dによる演出である。11/28 00:03
  • e97h0017e97h0017『ヒトリシズカ』最終回。一転して伊東静加に感情移入してしまうとは想像だにしていなかった。自分を必要としてくれる存在がいたことは静加が初めて獲得した存在価値であると同時にささやかな幸せの形だった。大人の欲望の対象であり続けた彼女が辿り着いた境地はいかなる見返りも求めない無償の愛だ。11/28 20:48
  • e97h0017e97h0017本編では伊東静加が積極的に生きたであろう15年という歳月を描かなかった。静加が獲得した幸せは彼女の最期の行動を目の当たりにして初めて想像できる性質のものだ。唯一の願いが澪と姪の姿を見守ることでしかない静加にとって最期の瞬間に為したこととはそれを遥かに凌駕する幸福だったに違いない。11/28 20:54
  • e97h0017e97h0017武井咲ちゃんはすっかりテレビ女優に成り下がったなぁ。いや下がってないか、最初からテレビの子だった。忽那汐里ちゃんとか桜庭ななみちゃんあたりと比べると大分差がついた。良質な映画の仕事を与えない事務所が悪いよ。「大切なことはすべて君が教えてくれた」までは逸材だと思っていたんだがなぁ。11/28 23:07
  • e97h0017e97h0017赤堀雅秋監督『その夜の侍』。内容に言及した上でこの映画を褒めるつもりだったのだが断念した。どうやら自分が考えていた以上に深いテーマが隠されているようだ。本作について語り合える人がいたらその方は真の日本映画ファンだろう。この映画をどうしても褒めたくて片岡K氏のツイートをお借りした。11/29 21:44
  • e97h0017e97h0017『その夜の侍』を観て自分の未熟さを痛感したな。これが人間の感情の機微をテレビドラマから教わった者の限界なんだろう。テレビが描くものはキレイだけど真実ではないということ。1%の真実を99%の虚飾で表現するのがテレビなら映画は真実をストレートに映し出す。だからびっくりしちゃうんだよ。11/30 00:01

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ともさん

ジャニスカさん、こんにちは。

「その夜の侍」、ご覧になったんですね。
私も先日、ようやく観ることができました。
堺雅人さんの映画はできるだけ観るようにしていますが、
これまで観た作品の中で、この作品が一番好きでした。

皆さん達者な俳優さん達ばかりで、その演技だけでも充分満足できましたが、
それに加え、観終えた後いろいろな感情が湧きおこりました。
それを言葉にできないのはもどかしくもあり、でも、感じたモノそのものは自分の宝でもあるような気がします。

他の映画では、映画の出来に満足できたとしても、
「演技上手いなぁ」とか「エンタテイメントとして良くできていて2時間飽きることなく楽しめた」とか、
素人目線でごくごく客観的な感想しか持てないことが多いので、
この作品のように心の奥底に響いたというのは、もしかしたら初めてかもしれません。


by ともさん (2012-12-01 12:13) 

ジャニスカ

ともさんsan、こんにちは。
そうですねぇ、私も初めての体験をさせてもらった映画です。
舞台で何度も上演されているだけあって、一つ一つの台詞が洗練されているというか、
濃密な意味が詰まってるんだろうなという「印象」だけが残っています。
観終わってすぐに解釈できてしまうようなものじゃないんですよね、すべての台詞とすべての行動が。
それらを言葉で解釈したらそれらが持つ価値が薄くなってしまうような感じとでも言えばいいでしょうか。
究極的には言葉にできないものを表現するのが映画なのかもしれないなんて思うようになっています。
「真実」とはいつだって理屈では説明できないんだと思います。
だから本当の意味での「真実」を表現するのってすごく困難な作業なのではないかと。
それをやってるんですよね、この映画は。
実は堺雅人さんのお芝居についても言葉で賞賛するのは失礼のような気がしてあんまり言いたくないんです。
我々がこの映画が表現しようとしているものを言葉ではなく心で感じ取って初めて監督の思いや俳優さんの努力は報われるんじゃないかと思います。

by ジャニスカ (2012-12-02 22:56) 

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