Twitter 20120529 [Twitter]
- e97h0017舞台稽古期間中に深酒をして稽古に遅刻した末に共演者に平謝りして断酒を宣言している若手俳優がいたとする。ハングリー精神の欠片も見えないわな。この緊張感の欠如は彼にとってこれが勝ち取った仕事ではなく与えられた仕事だからだろう。そんな人間の芝居を誰が信用しようか。レベルの低い話である。05/28 19:19
- e97h0017畑違いの話だが、JRAの後藤浩輝騎手が20歳そこそこでフリーになって翌年には何の伝手もないアメリカに単身武者修行に行った。競馬に乗れる保証もないまま厩舎の仕事を手伝ってやっとこさ調教に乗れるようになっても当たり前だがどこの馬の骨とも知れない日本人に競馬を任せる物好きはいないわけ。05/28 19:26
- e97h0017でもそのうちあいつは真面目で人間もいいから乗っけてみようという人が出てくる。当然勝てる見込みの薄い馬だけど少ないチャンスの中で着順を人気より上に持ってきたりすると周りの見方が変わってくる。そんな積み重ねの半年間で7勝。帰国後頭角を現わすと4年後には岡部騎手とリーディングを争った。05/28 19:27
- e97h0017ハングリー精神を養うとはこういうことを言うんだと思う。黙っていても仕事が得られる環境では肉体も精神も技術も育たない。若い頃にどうやったらオーディションに受かるだろうかと試行錯誤した経験こそが、役者のバックボーンを育むのである。そしてその経験がいつか必ず芝居に反映されるようになる。05/28 19:34
- e97h0017私は最近、玉木宏くんと桐谷健太くんの下積み時代の話を聞いて彼らの芝居を裏付けているものが何なのかを知った。今のお二人の芝居には若い頃に直面した苦境とそれを克服するためにもがいた経験が確実に反映されている。そういう経験値が高い俳優さんは信頼できるし、何より芝居に強い説得力がある。05/28 19:40
2012-05-29 00:01
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ジャニスカさん、素敵なお話ですね。
いつもありがとうございます。
by めい (2012-05-29 07:10)
めいさん、おはようございます。
そう言っていただけて嬉しいです。
競馬の騎手も俳優さんも、その人の人生経験が仕事ぶりに表れてくるのは同じのような気がしました。
ましてやどちらも多くの人に自分の仕事を見られていますから、ごまかしの利かない職業だなと思います。
こちらこそいつもご覧いただきありがとうございます。。。
by ジャニスカ (2012-05-29 23:20)