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  • e97h0017e97h0017『ボクらの時代』を見て以来、松山ケンイチくんとは絶対に友達になれないと思っているのだが、彼の芝居にまったく心動かされない理由はそんな個人的感情だけだろうか。彼の芝居にはいい意味での計算が感じられず、ひたすら勘に頼っているような印象を抱いている。役作りとはもっと緻密なものだと思う。06/09 13:51
  • e97h0017e97h0017『家政婦のミタ』に出演していた子役・本田望結ちゃんが三田さんのものまねをして撮影現場を和ませている姿を見て、私は「芝居の原点」とはこれではないかと感じた。どうすれば観ている人に喜んでもらえるか感動してもらえるかを想像するサービス精神こそが俳優という仕事の根本なのではないだろうか。06/09 14:01
  • e97h0017e97h0017バラエティ番組に出演している本木雅弘さんを見た時、私はふと本田望結ちゃんの三田さんのものまねを思い出した。映画やドラマからは想像もできない本木さんの抜群のノリの良さはサービス精神以外の何物でもないと思う。観ている人に喜んでもらいたい。俳優はそういう気持ちを失ってはならないと思う。06/09 14:08
  • e97h0017e97h0017松山ケンイチくんの芝居からは観ている人にこれを伝えたいという「意思」が感じられないし、試行錯誤の跡も見えてこない。芝居が受け止める人の方を向いておらず、自己完結しているのである。率直に言って彼の芝居は過大評価されてきたんだと思う。芝居というものは演じる者の気持ちを正直に映し出す。06/09 14:19
  • e97h0017e97h0017今年の日本ダービー、フジテレビの中継を今日初めて見たのだが、最後の直線で勝ち馬の名前が初めて出てきたのが残り50メートル地点で笑った。さすがイッツミラクル塩原。人気馬偏重の実況では今年のダービーに対応できるわけがない。公平な実況者たらんとするならば人気馬が勝つという予断を捨てよ!06/12 16:21
  • e97h0017e97h0017フジテレビの塩原恒夫アナウンサーは単純にスポーツアナウンサーとしての能力が著しく低い。今年のダービー実況「でもって」まさか彼はこの評価に対して抗えようはずがあるまい。言い訳があるとしたら聴いてみたいものだ。この程度の能力の人間にスポーツ実況を仕切らせているフジテレビの見識を疑う。06/12 16:31
  • e97h0017e97h0017現在発売中のエンタメ情報誌「オリ★スタ」にドラマ『リーガル・ハイ』出演中の堺雅人さんと新垣結衣ちゃんのインタビューが掲載されています。ストーリーや制作手法、役作りに深く突っ込んでいて、大変興味深い内容でした。こちらで一部をご覧いただけます。http://t.co/RKovCBfh 06/12 18:34
  • e97h0017e97h0017古美門の早口は完全に堺雅人さんのアイデアだそうでこの役作りには彼なりの深い意図と俳優としての強い思い入れがあるようです。今週は台本10ページにも及ぶ古美門の長台詞があるそうなので注目です。それと堺雅人さんが小池栄子ちゃんの落ち着いた芝居を高く評価していたのにはへぇーと思いました。06/12 18:41
  • e97h0017e97h0017『リーガル・ハイ』の公式BOOKも発売中です。こちらには同い年だという堺雅人さんと脚本を担当している古沢良太さんの対談が載っていて、あまりの面白さに読み始めたら止まりませんでした。作品のことはもちろんその枠を超えて芝居やドラマ全体に対するお二人の感慨までディープに語られています。06/12 19:00
  • e97h0017e97h0017古沢さん曰くこのドラマには震災でクローズアップされた価値観(たとえば絆とか家族)に対するアンチテーゼという意味合いも込められているそうです。そういう標語や幻想だけで人間の営み切り取るのではなくて、もっと現実を直視した題材を見せた上で理想を語ろうというわけです。やっぱり深いですよ。06/12 19:08
  • e97h0017e97h0017あ、そうそう。堺雅人さんが面白いことを言っていました。このドラマの登場人物をアニメ「ヤッターマン」に見立てて、三木法律事務所の面々はドロンジョ、ボヤッキー、トンズラー、古美門と黛はヤッターマン1号・2号というイメージなんだそうです。となると服部さんはやっぱりヤッターワンですって。06/12 20:22
  • e97h0017e97h0017そういえば生瀬さんはリアルボヤッキーです(笑)。06/12 20:23
  • e97h0017e97h0017『リーガル・ハイ』第9話。古沢良太さんが公式本で語っていたことをここで放り込んできた。何時だって現実を直視するのは辛い。だからこそ安易な幻想に逃げ込もうとする人間の愚かしさ。ドラマを観て震えたのは『鈴木先生』以来か。まだ頭の整理ができていない。機会を改めて掘り下げなければと思う。06/13 01:33
  • e97h0017e97h0017同じフジテレビでもドラマチックサンデー枠が取り組んできた題材はいかにチープなことか・・・同じドラマの作り手としてSプロデューサーは感じるものがないのかな。彼女は性懲りもなく次クールもこの路線を追い続けるらしい。いやあの子役のエキスを搾り取ろうというわけか。それはそれで強かだがな。06/13 01:44
  • e97h0017e97h0017おっと、それすらも皮肉ってたのが『リーガル・ハイ』だった。06/13 01:50
  • e97h0017e97h0017『最後から二番目の恋』や『キルトの家』が切り取ろうとしていたものは紛れもなく「現実」だったんだと今にして実感する。06/13 01:58

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怪しい探麺隊

リーガル・ハイ、毎週、「これはすごいドラマだ...」という思いが深まります。
by 怪しい探麺隊 (2012-06-13 06:30) 

めい

ジャニスカさん、おはようございます。
ジャニスカさんのお話は視点がすごくて・・・
本当に勉強になります。
いつも有難うございます。
『リーガル・ハイ』の公式BOOK、ぜひ読みたいです。

by めい (2012-06-13 07:16) 

ジャニスカ

怪しい探麺隊さん、こんにちは。
人間の根っこを揺さぶるようなドラマですね。
第9話にしてこれでは最終回はどうなっちゃうんでしょう。
我々も心してかからなければなりません!

by ジャニスカ (2012-06-13 22:42) 

ジャニスカ

めいさん、おはようございます。
いろんなことについてつぶやいちゃったんで、
どの「視点」を褒めてくださったのかわからないのですがとにかく嬉しいです(^^)。
ただ「リーガル・ハイ」については古沢良太さんの「モノの見方」がすごいのであって、
古沢さんのお話を読んでいなかったら今回のエピソードはポカ~ンという感じだったかもしれません。
震災から今日までの日本を根底からひっくり返すような話ですからね。
私にはそこまでのことを汲み取れる想像力はなかったと思います。
公式BOOKはぜひ読んでみてください!とりあえず堺さんと古沢さんの対談は必見です!
ちょっと高いんですけどね(^^;。

by ジャニスカ (2012-06-13 22:46) 

めい

ジャニスカさん、お返事有難うございます。
曖昧でごめんなさい。
私が「すごい」と感じた視点は、「芝居の原点」のお話と「安易な幻想に逃げ込もうとする人間の愚かしさ」のお話です。

「芝居の原点」については、「どうすれば、見ている人に喜んでもらえるか想像するサービス精神」のところです。『リーガル・ハイ』『最後から二番目の恋』など、観ているときはただ楽しませていただいているのみなのですが、大好きな俳優さんにあらためて尊敬の気持ちをいだくことができました。

「安易な幻想に逃げ込もうとする人間の愚かしさ」は、まったく自分の姿のなので、『リーガル・ハイ』8話を観たとき、ゾクッとしたものに、明解な言葉が与えられた気がして、とても納得してしまったのです。
というわけで、ジャニスカさんのお話は、私には、とても学びの場なのです。

by めい (2012-06-14 07:32) 

めい

ジャニスカさん、たびたびごめんなさい。
さっきのは、、『リーガル・ハイ』8話ではなく9話でした。

by めい (2012-06-14 07:35) 

ジャニスカ

めいさん、おはようございます。
具体的に挙げていただいてありがとうございます。
私の言葉に共感してくださって本当に嬉しく思います。

俳優という仕事は究極のサービス業だと思います。
どなただったか忘れてしまったのですが、
映画やテレビドラマって衣食住とは違って必ずしも生活に欠かせないものではありませんから、
それにお金や時間を割いてくれる人がたくさんいるというのはすごく恵まれたことなんです、
というようなことを仰っていた俳優さんがいたんです。
そういう謙虚な気持ちで受け止める人のことをどれだけ想像できるかが俳優という仕事の根幹ではないかと。
私はお客様と接する仕事を長くやってきたのですが、
サービス業って商品のやり取りと同時にお客様と気持ちもやり取りもしてるんですよね。
俳優という仕事も映画やドラマという商品を通じて気持ちを伝えるという意味でそれは同じだと思います。
今日の「笑っていいとも!」に妻夫木聡くんが出演されていたのですが、
この方も謙虚だし、俳優という仕事以外のところでも
常に見ている人を喜ばせようとする気持ちを大事にしているのが伝わってくる。
そういう気持ちや人柄がお芝居によく現れている典型の俳優さんだと思います。
また、堺雅人さんも古美門の早口によって見ている人にちゃんと伝わるかということを
頻りに気にしておられました。受け止める人のことを想像して役作りをしてくれているんだと思います。

「リーガル・ハイ」については、多くの日本人の心をまさにゾクッとさせたと思います。
私はそうさせたものを「安易な幻想に逃げ込もうとする人間の愚かしさ」と表現したのですが、
実は、それって本当に「愚か」なんだろうか、と思う自分もいるんです。
古美門が揶揄した「絆」という言葉だって、それ自体は美しい言葉だし、素晴らしい概念だと思うんです。
渡辺謙さんが震災直後に外国人特派員に対してこの言葉の意味を英語で丁寧に説明していましたよね。
目に見えない「人と人との繋がり」を表現する端的な言葉もその概念自体も日本独特のものではないかと。
そういう精神的な拠り所を持つことは必ずしも悪いことではないと思うのです。
危険なのはそれで満足してしまうこと、思考停止になってしまうことなのかもしれません。
「絆」や「家族」という言葉は拠り所にはなりうるけれど、「答え」ではないということです。
このドラマは、「答え」は現実の中にこそ見出さなければならないと言おうとしているんだと思います。
これまでのエピソードでも一般的に絶対と信じられている価値観を真逆の概念で打ち壊してきました。
でも「こっちが正しくて、そっちが間違ってるんだ!」なんて一言も言ってないんです。
重要なのは白黒つけることではなくて、その中間にある「グレー」を見つめることなのではないでしょうか。
めいさんもどうか今の自分の姿を全否定なさらないでください。
「最後から二番目の恋」の序盤の千明と重なってしまいます。

すいません、、、理屈っぽくなりました。
めいさんが私の文章を「学びの場」と言ってくださるのはとても嬉しいのですが、
私は、「おまえ大丈夫か?」と言われたとしても、
大切なこと(特に人の気持ち)は映画やテレビ、小説から教わってきたと思っています。
私はそれらが表現しているものを利用させていただいて、屁理屈を述べているに過ぎません。
私はいつも言っているのですが、映画やドラマが表現しているものは「理解する」というよりも
「感じる」あるいは積極的に「感じようとする」ことの方が大事だと思っています。
「リーガル・ハイ」の作り手も何らかの主義主張をこのドラマに込めているというよりも、
それ以前にコメディドラマですから視聴者には大いに笑って泣いてくださいというスタンスのようです。
俳優さんやスタッフが作品に込めた「作り手の想い」のようなものまで感じられたら最高ですね。。。

by ジャニスカ (2012-06-14 23:14) 

めい

ジャニスカさん、有難うございます。

「答え」は現実の中にこそ見出さなければならない、そうですね。なんだか「白黒つける」癖が強く、「答え」をつい求めてしまいます。「グレーを見つめていくしかないのだな・・・」と自分に言い聞かせています。

あまり、映画やテレビ、小説に親しむことなく、「人の気持ちにうとい人」と自分で自分のことを思ってきました。ここ2年ほどそのことが、情けなくもあり、わたしなりに何とかしたいという思いがどこかでありました。それで「学び」という言葉を使ってしまうようです。もっともっと映画やテレビ、小説に親しみ(楽しみ)、「人の気持ち」をじんわりと感じていきたいです。これからも、おじゃまさせてくださいね。
by めい (2012-06-15 08:29) 

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