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e97h0017石井裕也監督『ぼくたちの家族』。古典的なテーマに対して映画界のニュージェネレーションが現代的な価値観とアプローチで挑戦した意欲作だ。次々と露呈する家族が抱える闇に終に光明が射す瞬間のカタルシスが思いがけず素晴らしい。家族が希望を見出すまでの急転直下の流れに映画演出の醍醐味を見た。06/01 23:06 e97h0017劇団ひとり監督『青天の霹靂』。タイムスリップ、出生の秘密、善意の嘘、呪縛から解き放たれる主人公・・・古典的なモチーフを詰め込んで、とことんベタに徹した良作だ。要所で散見された長回しがしっかりと機能しており、役者の芝居を丁寧に撮る演出に好感を持った。ごまかしのない誠実な映画である。06/07 21:00 e97h0017藤井道人監督『オー!ファーザー』。どうしたことだろう、伊坂幸太郎がこんなにつまらないはずはあるまい。ストーリーに抑揚とリズムを与え、観客を画面に惹き付けておくのが映画監督の仕事なのに、何の味付けもしてもらえなかったとは原作が不憫でならない。奥山氏の抜擢は今度ばかりはハズレだろう。06/07 21:19 e97h0017佐藤信介監督『万能鑑定士Q−モナ・リザの瞳−』。序盤のパリロケが映画的なピークであり、スケール感の尻すぼみはこの手の日本映画らしい。帰国後の閉鎖的なスタジオシーンが地味すぎて両者のトーンのギャップにストーリーに対する興味も冷めた。本邦初のルーヴルロケという話題性が仇になった形か。06/07 21:38 e97h0017【2014年5月公開の映画】
WOOD JOB!(矢口史靖監督)★★★★★
青天の霹靂(劇団ひとり監督)★★★
オー!ファーザー(藤井道人監督)★★
ぼくたちの家族(石井裕也監督)★★★★★
万能鑑定士Q(佐藤信介監督)★★
http://t.co/L14VlTZf3U06/07 22:12 e97h0017Yahoo!映画の「みたログ」によると、
『ぼくたちの家族』が600本目の日本映画だった。
ただし、カウント漏れがかなりありそうなので、厳密ではありません。
「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」などシリーズもののカウントがあいまいです。
http://t.co/KknpdwD7oJ06/07 22:41 e97h0017結局15分のVTRとやらはお蔵入りか。本人に「そんなもんいらねぇ。私にしゃべらせろ」と言われちゃったらもう出せないわな。映像加工にナレ入れ、MA等々、15分のVTRを作るのにディレクターがどれだけの時間をかけることか。思いやりがないのか気が回らないのか、何か欠落したものを感じる。06/07 23:20 e97h0017お、水元公園じゃん。最近だと「僕のいた時間」だな。06/07 23:40 e97h0017そういえば三浦春馬くんがギャラクシー賞を獲ったって?
ちょっと私にはあのお芝居は評価できないですねぇ・・・06/07 23:46 e97h0017先月テレビ放送された「機動戦士ガンダムUC」をまとめて視聴するも、どこか物足りない印象。福井晴敏さんはガンダムの世界観を的確に踏襲しつつ、新たな物語を見事に紡ぎ出していると思うが、やや品行方正すぎて、富野ガンダムが持っていた「毒」のようなものを感じられない点が物足りなさの正体か。06/07 23:46 e97h0017たとえば主人公の眼前で母親が殺害されるというのは定番の毒だろう。アムロの父親は低酸素脳症による認知症を発症してたっけ。子供向けのアニメであろうと戦争の残酷さ、残忍さから目を背けず、容赦なく盛り込んでいくのが富野流。昔こんなの書きました。 http://e97h0017.blog.so-net.ne.jp/2011-03-27 06/07 23:46
2014-06-08 03:00
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