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e97h0017日向寺太郎監督『爆心 長崎の空』。大切な人の喪失感に史実と震災を重ねるモチーフは理解できるが、表現手法はやや抽象的な感があったのは否めない。観る者の心を掴むシンプルな台詞を一発でも搾り出せていれば印象は違っていたかもしれない。長崎の風土やそこに生きる人々の気質は映し出されていた。07/28 22:30 e97h0017テレビ東京「リミット」の演出を担当している塚原あゆ子監督のインタビュー。私が毎クール発表しているドラマ賞では常連のディクレターさんです。記憶に新しいところでは「夜行観覧車」、ジャニスカ的には「ふたつのスピカ」がとても印象に残っています。http://t.co/9Q47vJewkY07/28 23:01 e97h0017降旗康男監督『少年H』試写会。市井に生きる者の視点で戦争を切り取ることに徹して初めて知ることができる歴史の側面は確実に存在する。クリスチャンの家族や神戸という舞台設定がより強い客観性を担保しており、映画化の目的は達せられたと考えてよいだろう。原作批判に対する修正意図は感じられた。07/27 20:40 e97h0017同時代を描いた山田洋次監督の「母べえ」が戦争という時代背景を借りた「家族ドラマ」でしかなかったということを実感した。江戸時代だろうが戦時中だろうが現代だろうが山田映画が表現しようとしているものに大差はない。「少年H」はある家族の目を借りて時代を切り取ることに成功した作品と言える。07/27 21:09
2013-07-28 23:59
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