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  • e97h0017e97h0017NHK『大地のファンファーレ』。早くから注目していたが、競馬業界の特殊性を見せる描写が浅すぎて、ありふれた職業モノのひとつでしかなかったのが残念。若い主人公の前に立ちはだかる壁も挫折もその克服もあらゆる世界に共通するものであって、ばんえい競馬という舞台で描く必然性が感じられない。03/02 18:00
  • e97h0017e97h0017演出的にはありふれた人間ドラマを描くことに終始して肝心の馬やレースの魅力を見せる意図がまったく感じられなかったのも残念。主人公の騎手という職業に対する動機付けが曖昧で「人馬一体」という言葉の意味を深く描けていたとは思えない。耳を絞るという馬の基本動作を掘下げるだけでも面白いのに。03/02 18:00
  • e97h0017e97h0017せっかく特殊な舞台を取材しているのに最終的に普遍的なテーマに落とし込もうとするのはもったいない。これは近年の大河ドラマの傾向でもあり、NHKらしさでもある。テーマありきでもいいがもっと寄り道をするべき。最初からまっすぐ一点に集約させるようなドラマの作り方は遊びがなくてつまらない。03/02 19:27
  • e97h0017e97h0017『分身』第3話。長澤まさみちゃんの演じ分けが見事。同じDNAでも二人の性格が正反対なのは生活環境などの後天的要因からであり、それぞれ的確に反映されている。容姿だけが同じで別人格という本作の肝は、声のトーンや歩き方、表情など全身で表現されている。中でも目の奥にある表情が素晴らしい。03/02 19:49
  • e97h0017e97h0017NHK大人女子のアニメタイム『川面を滑る風』。和菓子を作る男の華奢な指に無性に惹かれた主人公は器の下でほんの一瞬その指に触れる。最初は偶然に、2度目は意思を持って、そして敢えて触れるのを避けた3度目。視覚と触覚という感性で獲得した意識を感情として実感するには歳月を要するのだろう。03/02 23:13
  • e97h0017e97h00172度目までは5年、3度目までは10年。「女の人生」を意識させるには十分な時間の流れがここにある。テレビドラマの方法論を学んできた身には、アニメーションでこれをやられてしまうのが一番堪える。学生時代に「耳をすませば」を観た時の衝撃を思い出す。http://t.co/v2VTXhWN03/02 23:16
  • e97h0017e97h0017唯川恵さんの小説は読んだことがないが、米倉涼子さん主演の『肩ごしの恋人』は隠れた名作だった。今作の数字が極端に悪くて、このあたりから「女の人生」を生々しく切り取るドラマが姿を消したような気がする。『セカンドバージン』と『最後から二番目の恋』は久々に登場したこの系譜のドラマだろう。03/02 23:50

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