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(6)大切なことはすべて君が教えてくれた [ドラマレビュー]

2011011801.jpg 

『 大切なことはすべて君が教えてくれた 』
第6回
( 2011年 フジテレビ 公式サイト
演出:西浦正記(FCC) 脚本:安達奈緒子 出演:戸田恵梨香、三浦春馬、武井咲

今回は三浦春馬くんへのダメ出しのレビューとさせていただきます。
当ブログのレビューでは俳優さんのお芝居は褒めこそすれ、ダメ出しはできるだけ避けるようにしているのですが、
その理由は、俳優さんのお芝居の質については当人だけでなく、監督の責任も大きいと考えているからです。
私が俳優さんのお芝居を論じるときは、まずは監督がどういう演出をして、どういう撮り方をしているかを考慮します。

以前にも三浦春馬くんのお芝居には少し言及しましたが、それで終わりにするつもりでした。
しかし、今週回を観て、彼のお芝居の質はもはや演出や役柄のせいには到底できず、
純粋に彼自身の俳優としての表現力の問題であることを再確認してしまいました。
これはこのドラマのクオリティを決定付ける重要事項ですので改めて言及します。

前回のレビューで本作の脚本が小手先の台詞で物語を展開させる稚拙な手法で成立していることに触れましたが、
そういう印象を持ってしまうのは、三浦春馬くんのお芝居にも大いに原因があると感じています。
そのことを実感したのが、今回、柏木修二が佐伯ひかり(武井咲)と会話をする二つのシーンで、
彼と武井咲ちゃんのお芝居の対比で思いがけず、あまりにもわかりやすく思い知ってしまいました。

仕事復帰の日に修二とひかりが久々に会話をするシーンは、二人がそれぞれの心の傷を語り、
その似通った心情に二人の精神的な距離が縮まるという意味合いがあると考えられます。
それなのにひかりは転校をもって修二と決別することをすでに決意しており、
この相反する二つの要素がこのシーンの切なさだと思います。
このシーンは、二人を道路を挟んだ横断歩道の両端に立たせるという演出が大変効果的で、
ひかり自らが道路分の物理的な距離を作り、気丈にはっきりと修二に別れを告げるところが切なさを際立たせています。
このシーンは第3話でひかりが「欠陥品なの・・・」と吐露するシーンと並ぶ名シーンだと思います。
ある一点を除いては・・・

武井咲ちゃんがこのシーンの意味をよく理解して臨んでいることは、
台詞というよりも、その端々で瞬間的に見せる表情から伝わってきます。

 「先生は戻れるよ・・・」 2011022301.jpg

この台詞は、その後発せられる修二に対する決別の言葉への「助走」の意味合いがあります。
「ちゃんと先生に言わなければならない・・・」という気持ちがこのときの表情に吹き込まれなければならないのです。
演出的にはこの表情を押さえるためにわざわざカットを変えており、
「登場人物の台詞」ではなく、「女優さんの表情のお芝居」から我々はその心情を汲み取るのです。
私は武井咲ちゃんがほんの一瞬でもこの表情を表出させることができるところが、彼女がひとつひとつのシーンや台詞に
どういう意味が込められているのかを的確に解釈してお芝居に臨んでいる証拠だと思っています。
彼女が表現したこの前後の表情の移り変わりもぜひもう一度ご覧ください。

それに対して、三浦春馬くんはこのシーンで表情のお芝居というものを見事に一切していません。
彼の意識ではしているつもりなのかもしれませんが、何も伝わってこないのですから何もしていないのと同じことです。
このシーンにおける彼の表情は終始、みなさんもう「お馴染み」のこれです。

 2011022302.jpg

これはこのシーンのラスト、修二が走り去るひかりを見送る表情ということになりますが、まさに「無表情」。
この表情を見る限り、この男は感情というものがないのだろうか、と思わずにはいられません。
ひかりがどういう気持ちで「ひとりの方が楽」と言って別れを告げたのか、
この男に理解できているとは、少なくともこの表情からは到底感じ取ることができません。

俳優の仕事とは台詞を覚えて口に出し、とってつけたような表情を当てはめていくというようなものなのでしょうか。
否、それ以前にもっと重要な作業があるはずです。台本を読み込んで、そのシーンで何を表現しようとしているのかを解釈し、
演じている役柄の感情を深く掘り下げなければならないのです。その作業があって初めて、
役柄の感情がお芝居に表出してくるのであって、俳優の表現力とは想像力に基づいていなければなりません。

修二はこのシーンのラストで、この半年間、自分以上に苦悩したに違いない彼女の気持ちを思い知ったのです。
それなのに自分は学校を辞めて、彼女の前から逃げようとまで考えていた・・・自分の不甲斐なさと彼女への同情。
私はこのラストで、修二の心情をそこまで表現するべきだったと思っています。
しかし、何度見てもこの表情に役柄のどんな気持ちが込められているのか、いかなる解釈も不可能です。
さらに言えばこのショットには、ひかりの心情を間接的に際立たせる役割もあるはずで、
これでは、ひかりの言葉が修二にまったく届いていないということになり、
それまでの武井咲ちゃんのお芝居までも台無しにする「実害」すら持っていると思います。

もうひとつ、この後、教室で二人が会話するシーンもまったく同じ構図で、
表情の微妙な移り変わりで役柄の繊細な感情を表現しようとしている武井咲ちゃんと、
終始抑揚のない表情でいかなる感情も伝わってこない三浦春馬くんのお芝居の対比は一目瞭然です。

これは台詞についても同じことが言えて、彼がひとつひとつの台詞を的確に解釈できているとは私には思えません。
彼のお芝居は台詞に役柄の感情が乗っておらず、
脚本がと言うよりも、まるで彼自身が「台詞で言えばそうなる」と考えているかのようです。
脚本が台詞頼りなのも否定できないとは思いますが、
なによりその台詞を口にする俳優の意識がこれでは、キャラクターの感情の深みを表現できるわけがないし、
役柄の気持ちが薄っぺらなうちは視聴者だって主人公に感情移入することは不可能でしょう。

彼のお芝居が何も表現できていないのは、彼自身の想像力の欠如が露呈したものであり、
もっと言えば多くの人の感情に触れてこなかった人生経験の浅さに起因するものだと思います。
やっぱり彼にはこの役はまだまだ早かった、その一言に尽きるかもしれません。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~ 

2011022303.jpg今週はストーリー上、半年間というブランクが存在しており、
季節は変わって明稜学園高校の女子生徒たちも赤いPコートを着用していました。
改めて言いますけど、私立とは言え、まるでアニメに出てきそうな制服ですね。
そもそもニーハイソックスって・・・あれは絶対に西浦監督の趣味ですよ(^^;。
私も嫌いじゃないので、内心はむしろ賞賛しているところですが、
その制服をプレゼントするという発想は、フジテレビらしいものです。
どんな人が応募するんでしょうか。
ちなみに私は応募してませんので・・・念のため(^^;。

えー、購入もできるようです。恐るべし、フジテレビ・・・
http://eshop.fujitv.co.jp/product/category/B001100-1.html

関連記事 : (10)大切なことはすべて君が教えてれた(2011-03-30)
(9)大切なことはすべて君が教えてれた(2011-03-24)
(8)大切なことはすべて君が教えてれた(2011-03-09)
(7)大切なことはすべて君が教えてれた(2011-03-03)
(5)大切なことはすべて君が教えてれた(2011-02-16)
(4)大切なことはすべて君が教えてれた(2011-02-09)
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(1)大切なことはすべて君が教えてれた(2011-01-18)


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むーにゃ

ジャニスカさん、こんばんは。
相変わらず、グダグダ(私の主観です)な展開に、ジャニスカさんのレビューもそろそろ終わるのかな~と思っていたので、今回、第6話のレビュー、拝見できて嬉しいです。

私も、なんやかんやといいながら、また観てしまいました。良くも悪くも気になるんですよね~。何がでしょう?
もう、話の展開は私が期待できるようなものはないのかな~、と半分諦めています。登場人物についても、大体役割が見えてきたし、戸田恵梨香ちゃんの演技も、だんだんがっかりに見えてきちゃうし。せっかくSPECで既存のイメージを脱却できたかと思ったのに、残念です。まあ、彼女のせいじゃなくて、演出とか脚本とかによるものなんでしょうけど。

おっしゃるとおり、今回の春馬君の演技は、目を覆いたくなるほどひどかったですね。
私も、こういう内面を細やかに表現しなくてはならない役は、彼にはまだ無理なのではないかと思います。学園もの(生徒役)とか、元気いっぱい、涙いっぱいの解りやすい役なら、なんとかなったのでしょうけど、残念です。

それにしても、今回は、かなり辛辣ですね。

映画レビューアクセス順1位の「天使の恋」のレビューを、先日読ませていただきました。
1位ということは、さぞいい評価をされたいい映画なのだろうと思って読んだら、真逆のレビューでびっくりしました。
私も、前宣伝の段階で、主役「佐々木希」には、びっくりしました。それまでの実績がまるでない新人さんなので、別の意味で、“すごい映画”だなぁ、と感心したのを覚えています。
映画を観るまでもなく、私の感想はあたっていたのですね。

脇道にそれてしまいました。
さて、このドラマですが、たぶん、来週も観るような気がします。
やっぱり、気になるんですよね~。何故でしょう?
視聴率も下がっていませんよね。11~12%で落ち着いているみたいだし。

私的には、納得のいく、いい結末を期待しています。
やっぱり、ここまで観たのだから、後味悪くなるの、いやですもんね。

では、また。
by むーにゃ (2011-02-23 20:53) 

ジャニスカ

むーにゃさん、こんばんは~。
このドラマを観ている人のうち9割方はこのドラマのことを「グダグダ」と表現すると思いますよ(^^;。
夏実の妊娠は、作り手としてはサプライズを狙ったんだと思いますが、
どういうわけか我々は「へぇー」としか言いようがないんですよね。
私がこのドラマが気になる理由は「佐伯ひかり=武井咲」でして、
それが見られればもうこのドラマに期待することはありません。

三浦春馬くんのお芝居についてはこれまでにない痛烈な論調になってしまいました。
私は彼のお芝居についてはかなり前から本文に書いたような印象を持っていて、
それが彼自身の問題として自己完結していればまだよかったんですけど、
そのことが作品のクオリティを決定付け、
さらには共演者のお芝居にまで影響を及ぼすとなると黙ってはいられませんでした。
本文で取り上げた武井咲ちゃんの素晴らしいお芝居に対するあの表情のお芝居に私は怒りすら覚えました。
これまでは役柄自体がそういう人間なんだと思うようにしていたんですけど、
もはやそういう問題ではないと確信しました。
彼はその後のシーンでもまったく同じことをやって、武井咲ちゃんのお芝居を貶めたのです。

私が言うのもなんですが、
三浦春馬くんには俳優という仕事がどういうものなのかを見つめ直す作業が不可欠だと思います。
「僕らの時代」というトーク番組で岸谷五朗さん、寺脇康文さんと対談していたときの彼からは、
先輩から貪欲に何かを盗もうという気概がまったく感じられませんでした。
事務所には素晴らしい先輩俳優がたくさんいるのですから、そういう環境をもっと生かすべきです。
ベテラン俳優の陣内孝則さんがよく言う冗談で、
「ルックスだけでここまで来たオレとしては・・・」というのがあるんですけど、
陣内さんの俳優としてのキャリアを振り返ると、すごい含蓄のあるジョークだと思います。
ルックスだけでどこまでもいける俳優なんてどこにもいないのですから、
仕事に向き合う姿勢をどこかで切り替えなければ彼の俳優人生は長くは続かないでしょう。
彼にはできるだけ早くそのことに気がついてほしいです。

『天使の恋』のレビューのアクセス数が1位なのは、
ちょうどこのレビューを書いたころに佐々木希ちゃんのテレビ露出が増えたことと関係があるかもしれません。
それと昨年テレビ放送されたときも驚くぐらい急激にアクセス数が増えました。
私はたまたま彼女のことを埼玉ローカルの「ガリンペイロEX」という番組を見て知っていて、
ルックスは別としてあんなそこらへんにいるような女の子が
お芝居をできるわけがないと思っていたんですけど、案の定でした。
ただ、レビューで書いたとおりこの映画はあらゆる意味で真摯な映画ファンを侮辱するような内容であり、
この作品の出来に関しては100%監督の責任であって、佐々木希ちゃんのせいにはできません。

話は戻って、このドラマの演出については、私はかなり好感を持っていて、
もちろん「流れ星」とはまったく違う手法なんですけど、一つのみどころだと思います。
佐伯ひかりのシーンを中心に今後は演出面を掘り下げられればと考えています。
どうぞまたお立ち寄りくださいませ。。。

それと『太平洋の奇跡』のレビューを近日中にアップするつもりでおります。
そちらもぜひ!

by ジャニスカ (2011-02-24 21:35) 

やすこ

ジャニスカさん、こんばんは。

三浦春馬さんは『サムライハイスクール』のにぎやかでマンガチックな高校生をやってる時はなかなか良かったのですが、大変なことになってしまったなぁと思って観ています。グダグダの展開もいかがなものか…ですが、修二が単なるふらふらしてる奴に見えてしまうのは、彼の演技にも一因があるのかな、と私も横断歩道の場面を観て考えてしまいました。〝表情〟…ジャニスカさんの指摘に、なるほどです。

近日中に『太平洋の奇跡』レビューしてくださる由、楽しみにしております。私は『輪舞曲』で竹野内豊さんが好きになりました。あのドラマは脚本は感心しませんでしたが、私が感動したのは竹野内さんの〝表情〟でした。〝表情〟が雄弁に語るのだということを、強く感じさせられました。演技については何も知らない私ですが、言葉にできないたくさんのことが詰まった〝表情〟というものがあるということを、竹野内さんの演技で知りました。
『太平洋の奇跡』でも、その竹野内さんの力を発見できるシーンがあったと思っております。

「台詞の的確な解釈」がないことと「想像力の欠如」…竹野内豊さんのドラマと映画はすべて観ている私ですが、彼も十数年前にステップアップした時期があったように思います。(もっとも『星の金貨』の時から、「台詞の解釈」はしっかりしていたと思いますが、表現力が抜群に伸びた時が竹野内さんにはありました。そこから〝表情〟が複雑になりました。「想像力」の問題だったかもしれませんね。)
三浦春馬さんにも、そんなステップアップの時が訪れるといいのですが…。

それでは、また。






by やすこ (2011-02-24 23:07) 

ジャニスカ

やすこさん、こんばんは。コメントありがとうございます(^^)。
三浦春馬くんがまだ20歳であることを考えると、ちょっと厳しすぎたかなとも思っています。
しかし、彼と同世代の俳優さんの中には、彼のずっと先を行っている方がたくさんいるのも事実です。
たとえば、岡田将生くんとか成海璃子ちゃん、志田未来ちゃんのような天才肌の俳優さんもいるし、
林遣都くんとか桜庭ななみちゃん、あるいは武井咲ちゃんなどは演技に対する「勘」が鋭いタイプだと思います。
私が三浦くんのお芝居を初めてちゃんと観たのは『キャッチアウェーブ』という映画だったんですが、
残念ながら彼はそのどちらのタイプでもないということに気が付いてしまいました。
さらに言えば、彼のお芝居はそのときと比べて大した変化があるとも思えなくて、
彼はまさにルックスだけでここ(月9主演)まで来てしまったんだと思います。
彼自身が身の程を知って意識改革をしなければ「ステップアップの時」は望むべくもないと思います。
もうここらへんにいしておきます、、、、

やすこさんが竹野内豊さんのお芝居をとても深くご覧になられていることに感心してしまいました。
私は竹野内さんの作品をすべて見ているわけではないのですが、
『ビーチボーイズ』の竹野内さんお芝居にたくさんの感動をもらってから一目置くようになりました。
竹野内さんのステップアップはそのあたりですよね?
本文にも書きましたが「表情」というのもはシーンに応じて当てはめていくというようなものではなくて、
それぞれのシーンについて「想像力に基づいた解釈」がしっかりとなされていれば、
自然と表出してくるものなんだと思います。竹野内さんの表情が多くのことを雄弁に語っているのは、
役柄の感情を深く深く掘り下げた結果だと思います。
『ビーチボーイズ』の脚本は岡田惠和さんでしたけど、
当時のドラマの作り方って今と比べるとけっこうざっくりとしていて、
あの役柄(元エリート商社マンでしたか)だって、もともとはすごいざっくりしていたと思うんですよ。
私はあの役をあそこまで魅力的なキャラクターにしたのはまさに演じた竹野内豊さんだと思っていて、
あまり制約がないからこそ、役柄の感情を深く掘り下げるという作業に
真っ向から取り組めたのではないかと想像しています。
そして俳優という仕事の醍醐味を知ったのがこのあたりなんじゃないでしょうか。
もちろん宮本理江子監督との出会いも大きかったと思います。


『太平洋の奇跡』は、演出について言えば、私が想像していたものと若干違っていて、
竹野内さんのいいところが存分に発揮されたとは言い難いかなと思っています。
竹野内さんにとってこれまでで最も難しい役だったのは間違いないと思います。
それだけにちょっとコメントしづらいところがあるんですけどできるだけ言及してみたいと思っています。
またコメントお待ちしています。(=´ー`)ノ

by ジャニスカ (2011-02-25 19:21) 

テンコ

ジャニスカさん、こんにちは~!

録画をやっと見たので遅いコメントになりました。
ジャニスカさんのこのレビューを読ませていただいた後で見たので、今回ご指摘の修二の表情を中心に見られました。なるほど~。さすがです。

>終始抑揚のない表情でいかなる感情も伝わってこない三浦春馬くんのお芝居の対比は一目瞭然です。
これは台詞についても同じことが言えて、彼がひとつひとつの台詞を的確に解釈できているとは私には思えませ

ん。

三浦春馬くんの配役は無理がありましたね。まだ20歳、学生役でぴったりでしょう。彼の中でこの役柄の立場がまったく想像できないのではないか、と思いますね。
彼は今、若い女子中高生の人気があるから、月9で使って、視聴率を稼ごうという魂胆が見え見えです。
セリフのない表情だけの演技ばかりで、そりゃたいへんだろうと推測していたものの、セリフを言ってみても、感情なくて、あまりにも下手でがっかり、という感じですね。
以前、成宮寛貴君あたりが適役だとのご指摘がありましたが、そうですね。私は彼は軽い感じであんまり好きじゃないのですが、でも春馬くんよりは演技力ありそうです。

武井咲ちゃんが大人びて美しすぎるので、彼女の持っている、明るく美しい姉への劣等感、というのに、なかなか同調できません。もう少し不細工な女優さんならば…(!?)と思えます。彼女より美しい姉ってどんな人だろう?と。
彼女の持っている不幸な部分がこういう病気であるという設定も不快感あります。家庭的に恵まれないとか、そういう単純な設定のほうが、分かりやすかったのではないかなと。
夏実の決断もそうですが、どの部分をとっても気持ち悪い話です。
あー、つらつらと辛口すぎました。失礼いたしました。
by テンコ (2011-02-28 14:26) 

ジャニスカ

テンコさん、こんにちは~。
三浦春馬くんのキャスティングは、
彼のお芝居をちゃんと見ているプロデューサーによるものとは思えませんね。
おっしゃられるように彼の人気に着目した部分もあると思いますが、
徐々に「脱ジャニーズ」を図っていきたいフジテレビが、
アミューズとのパイプを太くしておきたいというような意図も見えます。
このドラマの視聴率を見たジャニーズ事務所が「ほら見ろ」と言ったかどうかはわかりませんが(^^;、
来期の月9はSMAPの香取慎吾くんの主演に決定しました。
三浦春馬くんのお芝居についてはこれ以上は申しません。

武井咲ちゃんの役柄については、それを言わないでくださいという感じです(^^;。
ホントに美人過ぎますよね~。
彼女の病気についての描写は、序盤に核心に触れてからというもの、
あまり前面に出して描かないことに私はむしろ好感を持っています。
ドラマですから多少特異な設定は許容しなければならないと思います。
正直なところ「佐伯ひかり=武井咲」を否定されてしまうと、
このドラマのどこをみていいのかわからなくなってしまうので必死にフォローしています、、、(^^;。

夏実の決断は謎ですねー。
あのタイミングで妊娠したことを告白して、
あたなが私を想うよりも私の方があなたのことを好きだった、というようなことを言ったんですよね。
バカバカしくてちゃんと観てなかったんですけど(^^;。
ついに夏実ちゃんまで支離滅裂になっちゃいましたか、、、、

by ジャニスカ (2011-02-28 19:12) 

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